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2013年4月

2013年4月11日 (木)

幸福感調査を実施しました

一般生活者を対象にした「幸福感」に関する自主調査を実施しましたので、今回はその結果をご紹介させていただきます。

◎調査概要
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)  
【調査時期】2013年1月25日~1月30日
【回収数】全国1,457名 男女12-79歳(性年代10歳刻みごとに100件前後を回収)
【調査項目】
 ●現在の「幸福感」
 ●幸せを感じるために重要なこと
 ●現在満足していること
 ●5年後の「幸福感」
 ●生活におけるゆとり(時間的/経済的/精神的)
 ●健康状態
 ●人間関係の良好度合い(家族/友人知人/職場の上司・同僚・部下/地域)
 ●夢中になれる趣味や目標、生きがい
 ●不安を感じること
 ●生活の中で幸せを感じた・ラッキーだと感じたエピソード(自由回答)

【調査結果の概要】
 ●幸福感の平均値は10点満点で6.14点
 ●幸福感の平均値が高いのは「女性」や「高年代層」。「男性20代」で最も低い。
 ●「精神的なゆとり」と「家族関係」が、幸福感への影響が大きい。
 ●「家族との関係」、「友人との関係」が良くない人では、幸福感の平均が4点前後と低い。 

■「幸福感の平均値は10点満点で6.14点」
現在の幸福感を0~10点で回答してもらうと、平均は6.14点、5年後は6.03点。幸せを感じるために重要なことは「家族関係」「身体的健康」「経済的な余裕」「精神的健康」「収入の安定」などが上位でした。
実際に満足しているのも「家族関係」がトップで、「自由な時間」「身体的健康」「友人関係」などが続きます。重視点との差が大きいのは、「経済的な余裕」「収入の安定」などの経済面や、「精神的健康」「身体的健康」などでした。

■「幸福感の平均値が高いのは女性や高年代層。男性20代が最も低い」
女性の方が、幸せだと感じる人が多い。女性や高年代層で幸福感の平均値が高い。女性70代では平均7点を超える。男性20代が最も低い結果です。幸せだと感じる人は、既婚者の方が未婚者より多く、世帯形態の中では、夫婦のみ世帯が最も幸福感の平均値が高くなっています。

■「精神的なゆとり、家族関係は、幸福感への影響が大」
経済的なゆとり、精神的なゆとりがある人では、平均値が7点を超え、幸福感が高い傾向。家族との関係、友人との関係がよくないという人では、平均値が4点前後と低い。精神的なゆとりや家族関係では、プラス(ある、または良好)の人と、マイナス(ない、またはよくない)の人で幸福感の平均の差が大きく、幸福感への影響が大きいことがうかがえます。

はやり幸福を感じるには、家族や友人との関係が大切なんですね。

また、男性より女性が幸福で、特に20代の男性が1番幸福感が低いというのは考えさせられます。社会に出たけど世の中は不況で、仕事は厳しく、精神的にも経済的にもまだ余裕がないということでしょうか。

調査結果はこちらでご覧いただけますので、興味があれば見て下さい。

http://myel.myvoice.jp/user_data/pdf/release130410.pdf

○マイボイスコム http://www.myvoice.co.jp/

2013年4月25日 (木)

モニターの回答頻度

ネットリサーチについて、極端な多頻度回答がデータ品質の低下を招いているのではないかという指摘があります。

多頻度回答は、回答者の回答慣れや、回答による学習効果、そして、回答者のゲーム化やプロ化(おそらくこの調査はこう答えてもらいのだろうからこう答えよう。この予備調査にこう答えれば本調査が来るからこう答えよう等)などが懸念されています。

そして、実際にあるネットリサーチのモニター登録をすると、毎日のように5、6件の調査依頼が届くのを経験しています。それも殆どはスクリーニングのための予備調査で、2ポイント、3ポイントといった低い謝礼での調査です。

自分が実際にそのネットリサーチ会社の関係者から聞いたり、業界関係者から聞いた話によると、ある大手のネットリサーチ会社は1日に4件、別なネットリサーチ会社は2件ほどの調査を、アクティブモニターに依頼しているそうです。

これを年間の営業日数で計算すると年間で約800件、約400件という依頼件数になります。回収率を少し低めの30%としても、年間の回答頻度はA社が240回、B社が120回と推計されます。この2社の両方にパネル登録していたら年間に360回もアンケートに回答しているという計算です。

多頻度回答は避けるというのが以前のリサーチ業界の常識だったと思います。しかし、ネットリサーチの世界になってこの多頻度回答防止という考えは全く欠如してしまっているようです。

多頻度回答がどの程度の影響があり、回答傾向にどれだけ影響するのかは分かりませんが、私はやはりあまりにも過度な回答頻度のパネルは、回答データの品質面でやはり問題があるのではないかと思います。

そして、当社はパネルの規模と、調査の件数のバランスを取ることで、できるだけ多頻度回答は避けていく考えでいます。

2012年度の実績で当社のモニターの回答頻度を計算したところ、回答頻度の頻度は17回/年でした。これには、予備調査、本調査、自主調査を含んだすべてのアンケートの回答総数です。

当社は「しっかりしたデータをお客様にお届けする」ため、これからもモニターの回答頻度が過多にならないように注意していきたいと思います。

〇マイボイスコムのモニター品質管理

http://www.myvoice.co.jp/service/quality.html

http://www.myvoice.co.jp/

プロフィール

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Takai kazuhisa

伊藤忠系シンクタンクの社内ベンチャーで、1999年にネットリサーチ会社のマイボイスコムを立ち上げて社長をやっています。会社を作ることより続けること、良い会社を目指して経営することの難しさ日々感じながら奮闘している毎日です。夜は神田や神保町あたりの居酒屋に出没し、休日は自然散策やアウトドアを楽しんでいます!