FMOTに対応する購買直後の消費者調査
全国に1万店舗以上ある大手流通企業との協業で、「購買直後の消費者インサイト調査」のリサーチメニューを開発しました。
FMOT(First Moment of Truth)という購買メンタルモデルに対応できるリサーチメニューです。
これまでのインターネット調査や、購買レシートを読み込んで購入時の認識を聴取する手法では、商品を購入してからアンケートに回答するまで数日が経過しているから、購入時の意識や行動を正確に把握することが出来ません。
でも「購買直後の消費者インサイト調査」はPOSデータシステムと連携することで、商品を買って数時間後にスマホで回答を聴取することで、購入前の3~7秒で何を見て、何を感じて、その商品を選んだのか、そして、その商品を利用(喫食等)した直後の印象も確認することが出来ます。
実際にその流通店舗である商品を買った方を対象に、1)購入した当日、2)購入してから1週間後、3)購入してから2週間後、で同じ質問をしたらその商品を購入した理由も、味が好みであったかも、また購入したいかも、すべて回答に変化があることが分かりました。
やはりFMOTに対応できる調査が必要なんだと思います。
「なぜこのお客様はこの商品を買ってくれのだろう?」「なぜこのお客様は他社の商品を買ったのだろう?」そんな疑問を感じている消費財メーカーの皆様にお勧めの新しい調査手法です。
調査手法の詳細は下記のサイトでご確認ください。
〇FMOT対応の「購買直後の消費者インサイト調査」
https://www.myvoice.co.jp/service/menu/fmot.html
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消費財の購買では、8割弱が入店後に購入商品を決めている非計画購買で、9割以上が店内で購買する商品を決めていると言われています。
米国消費財メーカーのP&Gは「消費者は店頭で目的の商品の展示やパッケージを見てから3秒から7秒でどの商品を買うかを決めていることが多い」ことから、消費者が店頭で商品を買うか買わないかを決める瞬間をFMOT(First Moment of Truth)という購買メンタルモデルを提唱しています。また、ドイツの心理学者エビングハウスの人間の記憶力に関する実験によると、人は覚えたことを24時間後には約70%を忘れてしまうといいます。そのため購買時の意識や行動の把握には、購買直後に調査することが必要です。
商品購入された「3秒から7秒の間」の意識と行動が重要 ↓ |
人は24時間後には記憶の約70%を忘れてしまう ↓ |
商品購入直後の意識と行動を聴取する調査手法が必要 ↓ |
そのため、マイボイスコムでは、全国に1万店以上ある流通企業との協業で、店舗で対象商品や対象カテゴリーの商品が購入されたら直ぐに、購買者のスマホにアンケートを依頼する「購買直後の消費者インサイト調査」を実現しました。
POSデータとの連携で買い物直後にアンケートの依頼が出来るので、買物時の意識や行動を購入時の記憶が無くなる前に聴取できる仕組みです。
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