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2013年2月 7日 (木)

世界一の安さは?

GMOリサーチの役員の方が挨拶と海外サービスの紹介に来て下さいました。

新サービスとして、色々な海外のパートナー(会員のいる媒体など)と組んで、海外リサーチの実査環境を整備しているのだそうです。

当社も海外リサーチの場合は、SSIさんなどに外注をしていますが、彼らよりも安い料金で提供いただけるとのことでした。

よく日本のネットリサーチは世界一安いと聞くので、その方に「海外と比べて日本のネットリサーチの価格はどうでしたか?」と聞くと、やはり日本がアジア諸国と比べても1番安いということです。

そして、「特に謝礼水準が日本は極端に安いことが改めて分かりました。この極端に安い謝礼が最近のモニターの退会増に繋がっているように思んですよね。」と伺いました。

日本のモニターに対する謝礼はどう考えても安すぎます。

予備調査で2~5円、本調査でも1問あたり1~2円、30問の調査で30~60円というのがネットリサーチ業界の標準的な謝礼です。(当社も予備調査が1問1円の5~10円、本調査は1問2円です)

モニターの方は謝礼のためだけに答えてくれる訳ではありませんが、あまりに低い謝礼に納得できずに退会する人もかなりおられるのではないでしょうか。

当社もモニターの退会数の増加に苦しんでいますが、GMOリサーチさんも最近は退会数が急増して頭を悩ませているのだそうです。

そして、この極端に低い謝礼水準を作ってしまったのがマクロミルです。彼らの「早さと安さの追求」が、ネットリサーチ市場のクオリティと満足を大きく低下させてしまったように思えてなりません。

ネットリサーチの品質を上げるには、謝礼は今の2倍くらいにするべきでしょう。そして、それは原価を15%引き上げることであり、同程度の値上げをしないと実現できません。

これを実現するにはネットリアーチに関わる企業が、データのクオリティの大切さ、モニターの大切さを自覚して、業界全体として改善に取組むしかありません。

でもこの厳しい市場競争の中で、当社だけ15%もの値上げができない現実に、とてももどかしく、悔しい思いを感じています。

 

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