日本発のマーケティング
朝会でも紹介しましたが、慶應義塾大学の清水聰教授が新しい書籍を出されました。
書籍の名前は「日本発のマーケティング」(千倉書房)です。
清水先生はかねてより、「米国で研究されたマーケティング理論を検証するのではなく、自ら理論を切り開いて新しい概念を日本から提示し、発信していきたい」と仰っておられましたが、この本にはその様な想いが詰っていて、本当に新しくて独創的な概念が沢山提示されていました。
本の章立ては下記の通りです。
第1章 日本の消費者をめぐる最近の動向
第2章 包括的意思決定プロセスの変化
第3章 ブログの効果測定
第4章 コミットメントの研究
第5章 発信する消費者の態度形成メカニズム
第6章 コミュニケーション型生活者の登場
第7章 「そら耳」の研究
第8章 「目利き」の研究
第9章 情報発信時代のブランド評価(キキミミパネルの設定)
第10章 新しい意思決定プロセス(循環型コミュニケーションモデル)
当社も清水先生にはとても親しくしていたいていますが、「キキミミパネル」や、「聞き耳・そら耳」、「目利き」、「循環型マーケティング」などで、清水先生が考えられた構想を、当社のリサーチパネルで検証するなどのお手伝いをしてきました。
それらの研究成果もこの書籍の1部として活用されていて、その他にも沢山の企業や団体とのコワークの中で研究を推進されてきたことに感心いたしました。
また、はじめにの挨拶で「キキミミパネル作成に関してはマイボイスコム株式会社のお世話になった。特に高井和久社長には私の稚拙なアイディアを具現化するにあたり、多大なご協力をいただいた。安定した調査が可能になり、検証ができるようになったのは高井社長のお陰である。」という過分な謝辞までいただきました。
実際にお手伝いしたのは私ではなく森君ですが、当社が微力ながらも協力をさせていただいたことが、清水先生の研究に、そして、日本の消費者行動研究の前進に、ほんの少しでもお役に立てたようで嬉しく思います。
こちらは、これからのマーケティングを考える上で、とても重要な示唆が盛り込んでいる書籍ですので、是非、皆さんも読んでみて下さい。 会社でも1冊購入したので回覧します。
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