外部パネルの選択
先日、楽天リサーチの社長とお会いして情報交換をして来ました。
同社は今期の調子は良く、特に代理店からの受注が好調だと話してくれました。
また、現在、彼らが力を入れているのがMROCです。定性チームを作ってそこがグルインやMROCを専門にやっているということも聞きました。
そこのメンバーも外部の調査会社出身者を採用して作ったのだそうです。
楽天リサーチの評判でよく聞くのは、データの質は良くない。バイアスがかかっているので出来るだけ使いたくないが、回収力があるのと価格が安いので、どうしても仕方がない時に利用する。というものです。
確かに回収力という面では彼らは強いです。以前は40万人の回収が可能という話でしたが、ここにきて少し減少して35万人だという話も聞きました。
最大回収数は推測でしかできませんが、おそらく回収力では1番だと思います。このパネルの回収力と営業力が彼らの強みで、それが好調の要因なのでしょう。
でも当社も協業パネルを決めるときに、回収データの検証をしましたが、楽天リサーチのデータは他と異なる傾向が出てしまいます。
そして、それは楽天のECユーザーをパネル化しているかだと思っていましたが、回収データを見てみると、性別、年齢という1番重要な基本属性が15%※もずれていることが分りました。
(※当社とGMOは1~2%でした。対象者とは別な家族等の回答などがあるためだと思われます)
男性の意見の中に15%も女性の意見があり、女性の意見にも15%もの男性の意見が入っていれば回答傾向は大きく変わってしまいます。
そのデータを見て、当社はこのパネルを使うべきでないと判断しました。
このあたりはあまり外部には話せない情報ですが、当社のサービスとして使うには、楽天リサーチのデータは品質的に当社が扱うのに相応しくないと思います。
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