« メディア掲載の価値 | メイン | 1週間の夏休み »

2007年8月 8日 (水)

外資系のリストラ

昨日ある調査会社の役員と会食をしました。同業他社の経営者と食事をすると、業界の色々な活きた情報が聞けて役に立ちます。こういう時は耳をダンボにして色々と考えているので、お酒を沢山飲んでもほとんど酔わないから不思議です。この日も話がはずんで3時間以上もたっぷり飲んでしまいました。

この日はある外資系リサーチ会社のリストラが話題になりました。日本でも手広く事業をやっている著名なリサーチ会社です。2週間前にアジアパシフィックの担当役員が急に来日して、ある事業部のスタッフを1人づつ部屋に呼んで「この事業から撤退することが決まったので、9月末で貴方を解雇します。」と言って全員に解雇通知を手渡したそうです。そこの事業部には約80人の日本人スタッフがいたそうですが、全員が2ヶ月後に突然職を失うことになりました。

また、クライアントの方にも9月末でサービスを停止する旨のレターを突然送ったため、クライアントの方もどういうことだと大騒ぎになっているんだそうです。そのサービスは継続的な分析が必要で2ヶ月では次のリサーチ会社に引き継ぐこともできません。「どうなっているんだ!」と担当者に説明を求めても、担当者自体が「止めるから解雇!」と突然言われた側ですから納得の行く説明なんてできません。外資系のリストラは大胆だとは聞いていましたが、身近な業界の会社で今起きている話を聞いてリアルに感じました。

不採算事業から撤退するのは止むを得ないことですが、日本の会社や経営者であれば何とかして少しでも雇用を守ろうとか、どうやったらお客様に迷惑をかけないかもっと慎重に考えて対応すると思います。日本でも会社と社員の関係や、リストラに対する認識は変化してきていますが、上記のようなドライなリストラには違和感を感じます。

会社ですから無責任にもたれ合う関係では成り立ちませんが、少なくとも同じ船を一緒に乗って漕いでいるという参加意識や、困った時はお互いが助け合うという仲間意識は持ちたいですよね。少なくとも私はマイボイスコムをその様な会社にしたいと思っています。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。