« 赤い実 | メイン | ネットの森 »

2007年12月26日 (水)

シンクタンク

みずほ総研の松本さんと真鍋さんを年末挨拶で訪問しました。松本さんとは10年ちょっと前に私が担当していた「第一勧銀の海外投資環境調査」を引き継いだ時からのお付き合いで、マイボイスを設立してからもずっとお仕事をいただいています。

最近は直接案件にタッチしていないので、時々ご挨拶に伺ってシンクタンク業界の話を聞かせてもらっています。こんな風に長いお付き合いのできることはとても嬉しいことです。

今回お話を伺って面白いと思ったのは、官公庁受託調査の競争が少なくなったということです。私がやっていた頃は5~7社の企画コンペが多かったですが、最近は2~3社のコンペが中心で、時には1社しか参加がなくて担当官から「是非受けて下さい。」と頼まれることまであるそうです。これは何が原因か分かりますか?

1つは金融機関の合併や撤退によってシンクタンクの数が減ったことがあります。それから、官公庁調査から、民間企業に対するコンサルティングや、システム関係に大きくシフトしてしまったことも影響していると思います。官公庁調査は手間がかかり利益率が低いため各社ともあまり力を入れなくなったのかもしれません。

シンクタンクというと昔は知的でかっこいいイメージもありましたが、実態は労働集約で徹夜や休日出勤も当たり前の結構ハードな業界でした。それが最近は会社の数が減ったため、競争が緩和になって受託金額も上がってきたそうです。市場の需給バランスというのはうまく出来ているものですね。

ネットリサーチも少し経てば企業数も減って、単価も上がってくるかもしれません。その時にしっかりしたサービスを提供して、収益力が高い会社として存在するためには、毎日の仕事の中でお客様の信頼を獲得し、社員の挑戦心や技術力を磨いていくことしかありません。そんな地味な積み上げが1番大切なように感じています。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。