« ちょっと良い話 | メイン | ボイスポート »

2008年5月15日 (木)

調査の役割

明治大学の「元気な社長・・」の夜学セミナーで、龍角散の藤井社長のお話をお聴きして、その後、有志の数名で会食しました。年齢は私の1つ上でとても気さくな方でした。

同社は設立200年という伝統ある会社で「ゴホンと言えば龍角散」というキャッチコピーで高い知名度を持っています。こんな会社ですからずっと安定安泰だと思ったら、藤井社長が家業に戻って社長を引き継いだ13年前は主力製品が売れなくなり、多額の借入金もあって「数年で倒産かも?」という状態だったそうです。

そんな経営状況で大変厳しい日々を送りながら、様々な改革を行って今は無借金経営の優良企業になりました。その過程では様々な組織的、精神的な戦いと葛藤があったと聞きました。でも、こういう方向で行こうと藤井社長が決断をしたのは、『徹底した調査を行った』ことが全ての始まりだったといいます。

会社が潰れるという危機意識の元で、藤井社長は「ブランドイメージ」と、ユーザーなぜ利用してくれているのかという「利用動機」を定量と定性の両面で徹底的に調べました。そして、その調査結果の中で自分が確信を持った方向に大きく舵を切ったと言います。すべては生活者、利用者の声からスタートしたのが成功要因でした。

私達が携わっている「マーケティングリサーチ」は、この様な会社の運命を決める場面でも役に立っています。「生活者の声を伝える」という仕事の重要性を改めて実感するとともに、その役割の自覚を持って取り組むことの必要性を改めて感じました。

それから、「昨晩のお話し大変参考になりました・・、マイボイスは・・、つきましては貴社のマーケティングのご担当者を・・」とお礼のメールを送って、ご担当者までご紹介いただくことができました。

「元気な会社の元気な社長・・」は2度美味しい講座となりそうです。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。