昇給
財団法人労務行政研究所が東証1部、2部の主要企業を対象に実施した「2010年度賃上げ見通し調査」によると、今年度の定昇込みの賃上げ見通しは平均で5,125円となっています。昨年度の実績が5,630円でしたので、今期はそれよりも500円ほど下がっています。
リーマンショックや急激な円高の影響などで日本経済が低迷し、企業業績も大変に厳しいため、東証上場の大企業でさえ5千円程度の昇給しかできないというのが今の日本企業の実力なのでしょう。
労務行政研究所の「2010年度賃上げ調査」
https://www.rosei.or.jp/contents/detail/23835
当社も4月に昇給を行い先週の5月の給与で昇給を反映しましたが、今年はほとんどの方が当社の給与テーブルで1号俸(約5千円)の昇給になっています。
前期の評価の良かった方や昇格した方は2号俸以上の昇給もしていますが、評価の低かった方、就業規則による罰則を受けた方は昇給を見送りました。
さらに昨年度は始めての赤字決算でしたので管理職の多くも昇給を見送らざるを得ませんでした。それから私たち役員に関しては、6月の株主総会後の取締役会で決議を採り、7月以降の給与を下げる予定です。
今期は思ったより給料が増えないと感じている方もいると思いますが、この様な社会的背景ですのでご理解を頂きたいと思います。
私も皆の待遇を改善したいと強く願っています。でも昨年度の給与水準(=人件費)で赤字になってしまった状況では、世間並みの5千円の昇給がやっとというのが正直なところです。
このジレンマから脱出するには早く業績を回復させるしかありません。まずは業績を良くして今期の賞与から改善させましょう。それは私が熱望するだけでは実現しません。ここにいる全員が業績を改善にベクトルを合わせて、市場に向けた行動を増やし、売上と利益を増やすことが唯一の解決策になります。
幸いにして、昨年度の厳しい環境の中で、MyELやCRMができ、SG×RGの連携営業も前進し、Mind-Voiceや33-Voiceという特長あるメニューもできました。これらの戦術をしっかり進めれば、会社の業績は必ず改善するはずです。
会社も働く社員も義務と権利の中で成り立っています。自分の義務や職務には注力せず、組織全体を考えずに個人の権利を求める人が増えたら会社は成り立ちません。結果として全員が不幸になってしまうでしょう。
私はまずは皆さんの待遇改善を優先して考えるつもりですので、皆さんもまずは会社の業績回復に注力して下さい。そして今期の業績を上げて賞与を良くして行きましょう。
当社くらいの規模であれば、皆で頑張ればすぐに業績は良くなります。そして待遇は自分達の努力で改善できるものだということを覚えておいて下さい。
社員の皆さんのご理解とご協力をお願いします!
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