営業展開の事例
私が働いていたCRC総研という会社は、社員は千人もいましたが、シンクタンク部門は100人程度で決して強くてメジャーな組織ではありませんでした。
そのためお客様の新規開拓は大変で、私のいたチームは7、8人のメンバーで新しいお客様が開拓できたのは年に1、2社でしかありませんでした。あとは伊藤忠さんや第一勧業銀行の親会社からの仕事で何とか食べている様な組織でした。
新しいお客様のところへ営業に行くと、三菱総研や野村総研と比べて何が違うの?、彼らより強いところはどこなの?と言われて撃沈することも多かったです。
ある時に知人からTOTOさんのSさんというマーケティング部長を紹介してもらいました。
気合を入れて営業訪問するとやっぱり「で、三菱さんや野村さんにできないことってあるの?」と聞かれてしまいました。これの答えなんてありません。
でもこのまま何もありませんでは能がないし悔しいから、思わず「彼らよりも自分は汗を掻いて動き回ることができますので、よろしくお願いします。」と答えていました。
それから数週間した時にそのS部長から「小さな仕事なんだけど、こんなことできるかな?」とお引き合いを頂きました。破れかぶれで言った汗を掻いて動き回る、というのが気に入っていただけたのだそうです。
その小さな仕事を期待以上に仕上げて、次はもう少し難しく大きな仕事をいただき、そのうちにS部長が色々な人を紹介してくれるようになりました。
そのうちの1人が今、TOTOの社長をしている張本さんです。張本さんにはすごく可愛がってもらって色々なお仕事をいただきました。そして、マイボイスコムを始める時にも親身に相談にのってもらいました。
こんな人の繋がりが作れたのも、営業で沢山の方々とお会いできたお陰だと思います。
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