経営のストレス
自分の大学時代からの友人が1年半前から米国駐在になり、1年ぶりに日本に帰るので飲もうという連絡がありました。
彼とはもう35年の付き合いで、社会人になってからもずっと飲み続けていますが、最近は東京→米国→東京→台湾→東京→米国と2、3年おきに日本と海外駐在を行ったり来たりしています。
そして、新しい名刺をもらうと米国法人の社長(President and CEO)で、本社の役員にもなっていました。
「お前も偉くなって大したもんだなあ。それで米国法人には部下が何人いるんだ。」と聞くと、社員が600名もいるというのでちょっと驚いてしまいました。
日本人は15人で、あとは全員がアメリカ人の会社を経営するのですから大変な仕事ですよね。
そして、しばらく飲んでいると「でもなあ、オレそのうち誰かに刺されるかもしれないわ。周りは治安も良くなくて殺人も多い場所なので、変なとこは歩けないよ。」と言います。
それは着任した時に経営が大赤字で、それを何とかするために本社から送り込まれたので、最初にやった仕事が100人もの社員のリストラだったからだそうです。
「解雇の多い米国とはいえ、10年も前から知っている社員もいたので、それはもう辛かったわ。でも赤字が大きくて誰かがやらないと会社が持たなかったので仕方なかったんだよなあ。」と言いながらぐいぐい酒を飲んでいました。
見知らぬ米国の地に単身赴任で赴いて、大きなストレスをかかえながら仕事をしているのが良くわかります。
そして、1年ぶりの日本も2泊3日での予算会議をこなして、また単身赴任の米国に帰って行きました。
小さな会社の経営も大変ですが、大きな会社の経営もまた違った意味で大変なのだなあと、友人の話を聞きながら思いました。
日本に帰ってきたら、温泉でも誘って慰労したいと思います。
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