謝礼先入れ調査は?
少し前にR1会議の議事録を読んでいたら、以下のような謝礼先入れのトラブルに目が留まりました。
実は私も回収率を伸ばすために、予算が大きなプロジェクトで「謝礼先入れの郵送調査」をやって、大変苦労したことを思い出しました。
アンケートに答えていないのに、最初から500円のテレフォンカードが入っていたら、大多数の方は「では仕方がないから答えるか」とか、「答えなくても謝礼がもらえるなんてラッキーだな。」と思うでしょう。
でも、そのことをすごく嫌がり、わざわざ謝礼を受け取れませんから。という手紙付きで返してくる人も結構おられます。
そして、中には下記の議事録みたいに「いったい、最初から謝礼を入れてくるとはどういうことなのか。非常に失礼ではないか。」とお怒りになる方も実は少なくありません。
私もこの方法をやって、対象者の方からすごく怒られて参った経験がありました。
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アンケートの回答者にも色々な考え方の方がおられます。
そして、アンケートに回答していただくということは、回答者の自由意志であり、それぞれの方に納得してもらい、それなら回答してみたい、協力してあげても良いな。と思っていただけることが前提になります。
そのため、何か新しい方法を取る時には、色々な考え方の人がおられることを良く考えて、相手の立場を思いやって、誠意を持った対応することが重要なのだと思います。
そのことは、郵送調査でも、訪問調査でも、インターネット調査でも同じです。
調査対象者(モニター)が1人、1人の感情を持った1人の個人であることを良く考えながら、細心の注意を払って対応することが大切です。
これは調査の基本だと思いますので、皆さんも常に頭に入れておいて下さい。
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・郵送資料を受け取った対象者から横浜市宛てに、「送られてきたクオカードは受け取れない。アンケートにも答えない。一式を返却したいので返送用封筒を送って欲しい」と連絡があった。
・非常に不信感を持っておられ、名前も住所も名乗っていただけなかったそう。返送用封筒は、調査票が入っていた封筒に記載しているバーコードから辿って送って欲しいと言われたとのこと。
・しかし最初、バーコードが何の情報を表しているか、XXX・XXX共に把握しておらず、XXX担当者が再度対象者に住所と名前を求めたところ、対象者はさらに不信感を高めてしまったとのこと。
・最終的に、御詫び状を添えた返信用封筒をXXX・XXX・XXで作成の上、XXから対象者に送付した。
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