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2016年3月 9日 (水)

リサーチ市場の収益

かつてリサーチ会社やシンクタンクは比較的競争が少なく、棲み分けもされていて、技術志向の落ち着いた業界でした。

しかし、インターネット調査の時代になって市場競争も厳しくなり、リサーチ業界は急激に変質しています。

マクロミルは米系キャピタルへ売却されて多くの社員が退社をしていて、あの伝統のある電通リサーチもマクロミルの傘下に入りもう昔の面影はなくなりました。

技術力で定評のあったR&D社もクロスマーケ社の傘下に入って大きく変わり、JMR生活総研やMTTデータスミスはリサーチから撤退しています。

今のリサーチ業界でしっかりした技術と組織があるのは、もうインテージさんくらいしかないように思います。

私達はリサーチ会社ですので、リサーチ課題にしっかりしたデータと専門サービスを提供できる会社にならなくてはなりません。

そのためには、色々な調査を長く経験した、知見のある専門スタッフが組織されていることが必要です。

しかし、当社も思うような組織作りができていなくて、この点はとても悔しく残念に思います。

そして、一方ではインターネット調査のコスト競争が年々厳しくなり、アドホック調査だけで適正な収益を作るのも難しくなっているようにも感じています。

今の価格水準だとかなりの案件数をやらないと会社が回らず、それがとても慌ただしくて、落ち着いてリサーチに取組みにくい環境になっている面もあると思います。

ここを改善するためには、やはり新しい固定収益ビジネスを成功させて、その安定収益でもっと体制や設備の整備を進めることではないかと考えています。

色々と体制面で不安定な状況を作ってしまい申し訳ありません。

体制やシステムの立て直しに取り組んで行きます。

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