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2025年1月

2025年1月 7日 (火)

社外ブログでの挨拶文

社外の方に当社のことを理解してもらうため、月に1回程度ですが「社外ブログ」も書いて発信しています。こちらが社外に向けた新年の挨拶です。

閲覧者は月に500人ほどとあまり大きくありませんが、地道に情報発信を続けます。

〇インターネット調査の世界をご紹介します。 

https://myvoice.lekumo.biz/research/

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明けましておめでとうございます。

お陰様でマイボイスコムは26回目の新年を迎えました。

日本マーケティング・リサーチ協会の「第49回 経営業務実態調査」によると、2023年度のアドホック調査市場は前期比99.9%の1,437億円で、インターネット調査は前期比98.8%の787億円でそれぞれ減少しています。これは生成AIの出現によってリサーチの内製化が始まったためかもしれません。この傾向は2024年度により強くなりリサーチ会社の事業環境は益々厳しくなるものと推察されます。そして、最大手のインテージがNTTドコモの子会社になり、マクロミルも2度目の外資系ファンドへの売却が発表されました。これからリサーチ業界も大きく変貌すると思われます。

インターネット調査は当社が創業した1998年頃から始まりました。その頃はリサーチ関係者からインターネット調査は代表性がなく邪道だと強く批判されました。そのため、当初は郵送調査等の既存の調査手法とインターネット調査で実施した調査結果を比較してもらい、テーマによっては大きな傾向は変わらないという検証をしながら提案を進めていました。そのインターネット調査が現在ではアドホック調査の6割弱を占める主要な調査手法になっています。

インターネットの出現がリサーチ市場を大きく変化させましたが、生成AIの出現はそれと同じような大きな影響を与えるかもしれません。社内での打合せや営業提案のための簡易な調査や、事業の仮説やアイディア出しのための調査は生成AIで良いという流れになり、リサーチの内製化が進むのではないでしょうか。しかし、マーケティング施策の意思決定は、生成AIの出力では判断できませんから、これまで通りに仮説に基づいた調査設計によるリサーチの役割は残ると思います。

当社は数年前から「マーケティングツールで固定収益を創り、付加価値の高いコンサル型リサーチを実現する」という基本方針で事業を進めて来ました。クライアントから課題や目的をヒアリングして、適切な調査設計を考えて調査企画を作り、調査票作成、データ分析、レポーティングと考察提案まで一貫した専門サービスを提供する「コンサル型リサーチ」は、システム化と分業により早さと安さを訴求する「装置型リサーチ」と比べて、人材の育成にも時間がかかるし、業務工数も多くなるのでコスト競争に勝てないという課題がありました。それを補うために「アンケートデータベース(MyEL)」と「テキストマイニング(TextVoice)」を構築・運営してきました。

また、生成AIの優れた機能を活用するため、「アンケートデータベース(MyEL)」に蓄積した大量のインサイトデータを生成AIに学習させて、実際の回答データをもとにマーケティングの仮説やアイディア出しを行い、施策案まで答えることが出来る「MyEL×生成AIサービス(CoCoEL)」の開発に取組んでいます。CoCoELは2月にリリース予定です。

当社は創業時からデータの品質と技術対応を重視する方針でやって来ました。今年もConsultancy & StoryTellerと言われる「コンサル型リサーチ」の実現に向けて前進し、技術力と対応力でお客様の意思決定に寄与できるリサーチ会社を目指して尽力いたします。

新年も変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願いいたします。

2025年1月

マイボイスコム株式会社

代表取締役社長 高井和久

2025年1月 6日 (月)

2025年 新年挨拶

明けましておめでとうございます。マイボイスコムは26回目の新年を迎えました。

 日本マーケティング・リサーチ協会の「第49回 経営業務実態調査」によると、2023年度のアドホック調査市場は前期比99.9%の1,437億円で、インターネット調査は前期比98.8%の787億円でそれぞれ減少しています。これは生成AIの出現によってリサーチの内製化が始まったためかもしれません。この傾向は2024年度により強くなりリサーチ会社の事業環境は益々厳しくなるものと推察されます。リサーチ業界はインテージがNTTドコモの子会社になり、マクロミルも2度目の外資系ファンドへの売却が発表されました。これからリサーチ業界も大きく変貌すると思われます。

当社の過去5年間は平均114%の2桁成長で、昨年度も売上経常利益率が17%と高い利益率を実現しましたが、今期は6年ぶりの減収減益に苦しんでいます。市場環境が厳しくなっていることや、伊藤忠関連の大型案件が減少したこともありますが、当社自身の事業活動の不備が要因になっている面もあるでしょう。今年は営業体制を強化して顧客接点を増やすとともに、よりお客様に評価されるリサーチの技術体制を構築し、伊藤忠グループの業務開拓も推進することで、リサーチ事業を再度成長軌道に戻せるように取り組みます。

当社の基本方針は「固定収益事業を拡大して、付加価値の高いコンサル型リサーチを実現する」です。装置型より技術と労力が必要な「コンサル型リサーチ」を推進するため「アンケートデータベース(MyEL)」と「テキストマイニング(TextVoice)」の機能強化を進めましたが、両事業とも収益基盤を強化するほどの事業には育っておらず、TextVoiceは残念ながら前期から減収になっています。

そこに生成AIという画期的な新技術が登場しました。そのため、MyELの日本で最大のインサイトデータを生成AIに学習させて、モニターの実回答をもとにマーケティングの仮説やアイディアや施策案を考案し、クライアントの意思決定を支援する「CoCoEL」の開発に1年前から取り組み2月に完成の予定です。また、生成AIはリサーチの内製化に繋がる脅威でもありますが、生成AIができる業務は生成AIに任せて生産性を向上させることで、皆さんにはより考える仕事、より創造的な仕事に注力できる環境作りにも取り組みたいと思います。

当社は創業時からデータの品質と技術力を重視する方針でやって来ました。今年は「CoCoEL」という新たなAI分析サービスを前面に出した事業を展開し、「CoCoEL」で新たなお客様を開拓して、そのお客様にアドホック調査を提供する流れを作り、Consultancy & StoryTellerと言われる「コンサル型リサーチ」の実現に向けて前進し、お客様の意思決定に寄与できるリサーチ会社を目指します。

当社の関係者がハッピーになるには、増収増益の業績を作りながら成長と発展をすることが必要です。今期は厳しい業績に陥りましたが、改善対策の効果は必ず出てきます。4Qは忙しくなることが予想されますが、全員が力を合わせて乗り越えて、技術力とサービス品質で評価される「コンサル型リサーチ会社」になるために、頑張って参りましょう。

皆さん、新年もよろしくお願いします。

 2025年1月

マイボイスコム株式会社

代表取締役社長 高井和久