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2008年12月10日 (水)

商い

ビジネスの「商い(あきない)」は、「飽きないで続ける」ことから来ていることは皆さんご存知ですよね。

そうは言っても仕事って「飽きる」ものです。私もこの道に入ってしばらくは何度も飽きてしまって、「もっと刺激のある、もっと自分が伸ばせる分野でやってみたいな」と思ったことがあります。私はB型でとっても飽きっぽい性格なのでなおさらです。

でも25年近くもこの世界でやってこれたのは、ちょっと飽きを感じた時に、初めてで、難しくて、精神的にも厳しい仕事が入って、それが刺激になったように思います。

「レジャーランド調査」で入社2年目に1人で米国出張に行かされたり、香港の空港でキャッチセールスの様なヒアリング調査をしたり、急に「ミャンマー開発計画」の国連調査のメンバーに入れられたり、オクラホマ州の副知事を1人で京都に連れて行ったり・・・

東京と大阪の工務店を300件も訪問する過酷な調査をやったり、ナンバーズの販売戦略調査で3千件訪問面接調査の指揮を取ったり、「建材産業ビジョン」を作るため40社もの委員会の取り仕切りをやったり・・・

今から考えると涙が出るくらい厳しくて、嗚咽するくらい緊張するような案件が突然、天災のようにやって来たんですね。それを何とかしなくてはとチャレンジしていたら、飽きた気持ちや停滞していた思いが消えて、また1年くらいは走れたように思います。

何が言いたいかというと、当社ももう少し業務の対応範囲を広げた方が良いのかなということを考えたりしています。

インターネット調査はとても効率的で便利なので、ほとんど東京の事務所で済んでしまいます。でもこの手法だけだと人によっては何年かすると仕事が単調になって、成長感や達成感が少なくなってしまうようです。

リサーチって本来は定型化されたものではなく、こんなリクエストならどんな手法でこうやろうとか、色々と手探りで考え、走りながら調整していく仕事です。

そのため雲を掴むような不安をかかえながら、「分からないけど米国に行ってみるか!」、「どうやれば良いか分からないけど工務店を300件くらい回って聞いてみるか!」みたいな乱暴なこともやりながら、何とかお客様のご要望にお応えするものだったりします。

もちろんインターネット調査は会社の中心ですが、「初めてのことで分からないけど、何とか工夫しながらやってみる!」という分野も取り入れた方が、皆がもっと遣り甲斐を持って働けるのかもしれないなと思うんです。

貴方は「定型化、効率化を進める⇒ 安定しているが達成感が少なくなりがちな仕事」と、「非定型化で初めての事でも積極的にやってみる⇒ 常に不安と緊張が伴うが達成感はあって飽きのこない仕事」のどちらを望みますか。

どちらも嫌という選択はありません。

マクロミルは「定型化、自動化、効率化を進めて、より収益率を高める」という方向に進んで行くでしょう。上場していると「非定型化で未経験分野の多い不確実な業務」を目指すことはできません。

でも当社であれば将来の良い展望さえ見込めれば、不確実なサービスの方を選択することもできます。

どちらも仕事ですから厳しくて大変なのは一緒です!、皆さんはどちらの方向性にマイボイスが進んでほしいですか?

コメント

本木さん、コメントありがとうございます。
息子さんの状況ってきっと普通だと思います。仕事は最初はみんな言われたことをやる「作業」が多いので飽きるし、つまらなく思えるし、他の会社の仕事が「隣の芝生」のように素晴らしく見える頃なんじゃないでしょうか。
それも昔の様に転職が難しいご時勢でもありませんから、職場を移れば問題が解決すると感じてしまうこともあるのでしょうが、どんな仕事も3~5年はやってみないと分からないことや遣り甲斐はあると思うんですよね。そこまでどうやって働くモチベーションを保つかが大切なとこの様に感じます。
でも本木さんの息子さんは米国留学もやり遂げたパワーがあるから、そのうち何かを見つけて頑張ると思いますよ。そのタイミングと切っ掛け次第じゃないでしょうか。息子さんにもよろしくお伝え下さい!

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