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2009年1月 5日 (月)

新年挨拶

当社もお蔭様で10回目の新年を迎えました。新年にあたりまして一言挨拶をさせていただきます。

(事業環境)

      当社は「インターネット調査」が事業の中心ですが、インターネット調査はこの10年でマーケティングリサーチ市場の3割弱を占めるようになりMRの主要な調査手法になりました。官公庁の社会調査や、大学等の研究者が行う学術調査においてもインターネット調査が数多く使われています。

      今後も企業が生活者ニーズを把握する手法として、また、行政や研究機関が国民の意識や行動を分析する手段としてインターネット調査が果たす役割は益々大きくなるでしょう。

      ただし、市場競争も厳しさを増しており、マクロミル、ヤフーバリューインサイト、インテージ、楽天リサーチ、クロスマーケティングなど大きな資本と組織を持った企業との競争に勝ち抜いていかなければなりません。

      また、インターネット調査会社と従来型調査会社との垣根も年々低くなっており、インターネット調査の市場ではなく、マーケティングリサーチや、社会調査なども含めたリサーチ市場全体での競争に勝つための対策が求められています。

(当社の方針)

      当社は「生活者と企業のコミュニケーションメディア」をコンセプトに、情報のクオリティと、リサーチャーによる付加価値の高いサービスの実現に力を入れて参りました。また、長年の自主調査によるマーケティング情報の蓄積と発信も当社の強みだと考えております。

      今年もこの基本方針は変わりません。しっかりとしたサービスを提供することで、クライアントから「マイボイスなら安心して重要な仕事が任せられる」と思っていただける会社を目指したいと思います。

      また、インターネット調査を中心としつつも、従来型の調査手法も組み合わせたソリューションの提供できる技術力と対応力を強化するとともに、組織のマネジメント力の強化にも注力して行きます。

(現状と課題)

      今期の当社の状況は厳しい状況にあります。1)インターネット調査市場の成長率の鈍化、2)市場競合の激化、3)年度初めの営業組織の混乱などの影響で、10年目にして始めてのマイナス成長と半期赤字を経験しています。

      2009年も100年に1度の不況と言われている深刻な不況は続き、マーケティング予算の削減は続き、厳しい市場環境が続くことを前提に事業を行っていかなければなりません。

      そのため、本年は事業の効率性と収益性を重視した経営に徹する必要があります。米国の著名なベンチャーキャピタリストも指摘しているように「新たな増資はできない。1年間売上ゼロでも持ちこたえる財務力を維持する。固定費と無駄な経費を削減してキャッシュセーブに徹する」というのが今期経営の基本になります。

      しかし、守りばかりでは生き残れません。環境は厳しいですが、事業効率と収益向上に結びつく環境整備は積極的に進めて参ります。昨年度も2Qから1)営業体制の拡充、2)ビジネスページや会社案内の改定、3)サービスメニューの整備、4)イーズの改良、5)自動集計ツールの開発、5)官公庁案件の開拓などに取組み、11月頃から受注も回復してきました。

      今年もこの上昇気流を止めることがないよう、環境整備には注力して行きます。特に、1)清水先生や読売広告さんとの協業による「目利きや死神の分析」、TOWさんとの協業によるSP関連サービスなどのメニュー開発、2)固定収益と販促に結びつく「定期データベース」の開発、3)今後成長が見込まれる「官公庁調査」の開拓に力を入れたいと思います。また、パネル協業など環境整備に寄与する事業提携についても前向きに取組んでいくつもりです。

(お願い)

      ただし、当社の様な「専門性を提供するサービス事業」の収益は、私達がお客様にどれだけご満足いただけるサービスを提供できるかにかかっています。

      そのためには、社員の皆さんがどれだけ責任感とプロ意識を持って仕事に取り組んでいるかが重要となります。「顧客満足度No1、顧客対応力No1」のリサーチ会社、マーケティング会社を目指して、お客様に喜んでいただけ、ご評価いただける仕事を行って下さい。

      SGの人はどんどん外に出てできるだけ沢山のお客様に会い、課題を聞き知恵を絞って良い提案をして下さい。机に座っていては良い話は伝わって来ません。まずは営業の活動量を増やし、提案の機会を増やすことを心がけて下さい。それから、RGと協力した企画提案や、他社との協業を推進するアレンジ力やディレクション力も重要になります。その様な幅の広い企画力、提案力を身に付けて下さい。

      RGの人はプロ意識とサービス精神を持って案件に取り組み、お客様に喜ばれ信頼されるサービスの提供に努めて下さい。そのためには常に主体的に学習し、沢山の業務を経験することでプロとしての技術を身に付けることが必要です。インターネット調査以外の手法や、官公庁調査にも前向きに取組んで下さい。また、ビジネスとしてリサーチに取組んでいることを忘れずに、担当業務の生産性や効率性、採算性の向上を常に意識して行動して下さい。お客様の満足と採算性を両立させることもプロのリサーチャーの条件です。

      GGの人は引き続き社内が働きやすく、効率的に業務が遂行できる環境整備に取り組んで下さい。今年は事業の効率性と収益性を重視した経営を進めます。そのためにも経営の効率化や経費削減に結びつく改善の提案をどんどん進めていただきたいと思います。

今年は事業の効率性や収益性を重視した施策を取って参ります。それがうまく機能して業績が向上するためには各自、各組織における自覚と協力と行動が必要です。当社に関わる全ての人がハッピーになるために、それぞれの立場で全員が結束して対応して頂きたいと思います。

また、不況や低成長が続くとどうしても気持ちが萎縮してしまいます。そういう時こそ目線を上げて、社内のコミュニケーションを密にして、明るく前向きにやって行くことが大切です。私も先頭に立って動きますので、皆さんもご協力下さい。

以上、新年の挨拶とさせていただきます。課題も沢山ありますが、2009年が実りある年になるよう全員で頑張っていきましょう!

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