« 楽天R | メイン | やるべきこと »

2010年9月16日 (木)

多頻度回答

楽天リサーチさんと話しをして、やっぱり巨大なポータルを後ろに控えたところには、パネルを集める力ではかなわないなあと改めて実感しました。

楽天のグループには数千万人のお買い物のための登録情報があり、その登録者にアプローチをして、パネル化をしているから190万人というパネルが作れる訳で、これと同じことは私達にはできません。

ですから、パネル数で勝負するのではなく、人の技術や一貫対応のサービス、独自のメニュー、リサーチの情報コンテンツで勝負するのが当社の立居地になります。

楽天リサーチさんは調査設計やレポート作成は原則外注と聞きました。彼らは彼らの強みを活かすため、パネルサプライによって収益を求めているわけで、自ずとビジネスモデルも異なってきます。

しかし、彼らと話しをしていて1つ違和感を感じたことがありました。

それは、「当社は1人のモニターにお願いするアンケートの頻度が少なすぎるので、もっと調査会社に使ってもらって、回答頻度を上げたいと思っている。」と聞いたことです。

「頻度が少ないというのはどの位ですか?」と聞いたら、「うちはまだ1人に1日1件しか依頼していません。マクロミルは1人1日4件と聞いているので、その位までは増やしたいんです。」という答えでした。

1日1件として、月に20件、年間で240件の調査依頼になります。1日4件だと、年間で約1,000件です。私の感覚からすると超多頻度回答で、少し前のリサーチ業界の常識では「やってはいけないこと」でした。

慣れや学習効果も含めてしっかりとしたデータが取れるのか?

毎日4件のアンケートに答え続けている人が、本当に普通の生活者なのか?

このあたりの基準には強い疑問を感じてしまいます。

依頼頻度や回収時間はそれぞれの会社の価値観によりますが、当社は月に2、3件の依頼で、36~48時間は答えられる環境を守り、回答データとパネルの品質を保って行きたいと思います。

当社は多頻度回答にしない、短時間(24時間未満)回収は極力避ける、ということでお願いします。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。