回収基準の変更
昨日の続きです。
回収率低下の要因として、 「回収率低下→36時間回収率基準での設定→未達セルの追加設定→追加対象者の短時間回収→モニターの失望と非活性化→回収率の低下」 という悪循環がありそうだ。
これは、大切なモニターの信頼と信用にも関わることなので、データ品質という面だけでなく、モニターポリシーの面からも早急に改善を要することと言えます。
また、リサーチャーの皆さんにとっても、予定通りの回収が進んでいないことは、作業スケジュールを守るという面から不安であり、ストレスを感じる大きな要因になっているとの報告もありました。
これらの事象を総合的に考えて、これまでサンプリング計画の必要数より「3~5%多い回収数を設定」していたのを、「10%多い回収数を設定」することに基準を変えることに決めました。
当社の回収ルールは、36時間の標準的な回収率でサンプリングをすることです。
このルールはもちろん変えませんが、10%多く回収(1,000件回収なら1,100件を36時間の回収率基準で回収する)することで、ほとんど追加サンプリングなく回収できるという推計結果から取り入れたものです。
36時間での回答者のうち9割は24時間以内に答えています。そのため10%多く回収する設定にすれば、ほぼ24時間で計画数が回収でき、追加サンプルの短時間回収で迷惑をかけるモニターも格段に減らせることが期待できます。
この回収数の上限数引き上げで、ポイント経費は200万円万円ほど増えてしまいます。
しかし、追加サンプルを行うリサーチャーとシステムの方の作業効率を上げることもできますし、モニターとの信頼関係とデータ品質という会社の価値を守るためには、これは必要経費として考えて良いと思います。
これからは回収計画の10%増の設定を行い、36時間の回収率でサンプリングをして下さい。
こちらの対策を取ることで、モニターさんとの信頼低下を防ぎ、回収率低下に歯止めをかけたいと思います。
また、高い回収率とモニターの活性化を維持するには、分かりやすくて答えやすい調査票にすることが大切です。回答時間の確保とともに、調査票の質的な精査や、調査票作成の技術力向上にも注力をお願いします。
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