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2010年9月 7日 (火)

キャリア3年目

最近ちょっと気になっていることがあります。それは、社内で「まだ彼は経験が少ないので頼めません。」、「うまく行かなかった理由はまだ経験が不足しているからだと思います。」という様な話をよく聞くことです。

皆さんはキャリア何年目頃から「1人前に仕事をやる」ことが求められると思いますか?

「1人前」とは難易度の高い仕事は別ですが、一般的なレベルの仕事は一通りできるようになり、「まだ経験不足なのでできません。」とは言えなくなるタイミングです。

営業はお客様と専門的な話ができ、主体的に営業行動が取れて、お客様の課題を引き出して適切な設計と提案ができる。そして、ある程度の数字(受注)は何とかできるというレベルでしょうか。

リサーチャーは、お客様の課題を正しく理解することができ、一般的なテーマであれば、調査設計、提案書作成、調査票作成、データ分析と考察、レポーティングと調査結果のプレゼンまで、ある程度できることだと思います。

私はそれはキャリア3年目からだと思います。経験者の採用基準に「XXXの業務経験3年以上」というのが多いのもそんなところから来ているのでしょう。

最初の1、2年で基礎的な知識や経験を身に付けて、3年目からはその基礎的な知識や経験をもとに、始めてのことでも何とか工夫をしながらやって行くのが仕事なのだと思います。

そして、キャリア3年目以上の社員に「まだ自信がないようだからもう少ししてからにしよう。」とか、「実績がでていないけど、まだしかたがない。」というのは、一見優しいようですが本人の成長の機会を奪ってしまうことになります。

そんな成長スピードだと、厳しい市場競争の中で、その本人も当社も厳しいビジネス社会の中で生き残って行けないでしょう。

仕事は自分で覚え、自分で成長するしか、自分の道を開く方法はありません。そして、始めての仕事でもチャレンジして、何とか工夫をして苦しみながら自分で乗り越えていくところに、仕事の面白みや遣り甲斐もあります。

仕事は厳しくてちょっと乱暴でも成長できる会社が、結果的には個人にとって良い会社になります。

未経験な仕事にチャレンジすることはとても重要なことです。全員がハッピーになるため、始めての仕事、もっと難しい仕事にもプロ意識を持って挑戦し、仕事は厳しくても成長のスピードの上げられる会社にして行きましょう。

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