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2011年6月15日 (水)

誰も教えてくれない

社会人3年目あたりからは自分で考えて行動して、未経験な分野も主体的にチャレンジしていくことが大切です。

会社としては勉強する機会を作ることと、困った時や問題が起きた時は組織的に対処することはできるだけしっかりやります。それ以外は、自分で主体的に勉強し、学び、考え、対処するのが基本だと思ってください。

30代、40代になった時に何ができるかは、能力や適性も若干ありますが、その人に自立心と専門職として働くプロ意識があるかどうかが1番大きいと思います。

自分はCRC総研という弱いシンクタンクに入ったのが幸運でした。仕事の流れも何も出来ていなくて、誰も勉強の機会も仕事のやり方を教えてくれる人はいませんでした。困った時には相談はできましたが、誰もが自分の仕事は自分でやるという雰囲気でした。

キャリア3年目以上で、年齢が20代後半以上の人で、「まだ自信がない」、「まだ経験がないのでできない」ということを言う人はいませんでしたし、そんな事は言えない世界だと思っていました。

服部さんや永森さんも入社1年目、2年目からかなりの仕事をやっていました。忙しい時期は連日11時過ぎまで働き、時には徹夜でレポートを書いていました。恐い上司の下でずいぶん苦労していたのを知っています。

私も3年目には1人で米国出張に行かされて、帰国してすぐにレポートを作り伊藤忠さんでプレゼンをしたり、第一勧業銀行の投資環境調査のため、海外でヒアリング調査に行って「投資ガイド」をまとめたり、旧自治省の仕事で連日お客様のところで夜中まで働く様な経験をしました。

来日したオクラホマ州の副知事を帝国ホテルに迎えに行き、1人で京都まで連れて行き、京都府の公事室長との会議にも立ち会わされてえらい目にあったのも確か3年目の仕事でした。

誰も何も教えてくれないので、自分で考えて行動して、最初は全く分からないけどやってみたら何とかなった、という感じでしたが、それらの経験が、自分の仕事の血肉になったように思います。

リサーチの世界は自分でかなりの部分ができる自由度が魅力の1つでしょう。でも、一方では厳しいハードルを自分で乗り越えられるかどうか、個々人の力量が常に試されている厳しい世界でもあります。

当社は比較的自由で人に優しい会社だと思います。でも会社なので厳しい競争に勝って生き抜いて行かなければなりません。そのためには嫌でも「ビジネスはビジネス」として取組むことも必要です。

仕事はどんな仕事でも厳しいものです。その厳しい仕事を真剣に、しかしできるだけ前向きに楽しく取組むことが大切なように思います。

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