« モニター活性化対策 | メイン | 調査の代表性 »

2013年12月 2日 (月)

JMRAカンファレンス

1

2

3

 

 

 

 

 

 

先週の金曜日は、JMRAのアニュアルカンファレンスに10時から懇親会の最後の21時までまるまる1日参加してきました。

こちらにはもう7年ほど参加していますが、最新のリサーチのトレンドや技術情報などが得られますし、夜の交流会でも色々なリサーチ関係者と生の情報交換もできるので、重要な情報収集の場だと考えています。

今年は私と森さんの代わりに急遽参加した野沢さんと2人でした。業界情報のインプットや業界関係者とのネットワーク作りに役立ちますので、マネジャーの皆さんにお勧めです。

 

今年のカンファレンスはとても勉強になりましたし、リサーチ業界が急速に質的な変化をしていることを強く感じる報告が沢山ありました。

特に私がこれは大きな変化だと感じたのは、メーカーなどのお客様が、フェイスブックから集めたファンサイトなどで、直接お客様の声が簡単に聞けるようになったことです。いわゆる共創型マーケティングがもうこんなに進んできたのかととても驚きました。

幾つかの先進事例の紹介がありましたが、ベネッセさんのウィメンズパークhttp://women.benesse.ne.jp/には1日に1万件のお客様の声が集まり、その会員にアンケートがいつでも出来るので、担当者ベースで簡単なアンケートを毎日の様にやっているということです。

その他では、良品計画さんhttp://www.muji.net/community/、江崎グリコさんhttp://glico-club.net/index.aspx などが紹介されていました。

 

自社のお客様の声は自社で直接聞くというユーザードリブンの共創型マーケティングがより進んで行くと、調査会社に頼む調査は、難しい分析が必要なテーマや、非ユーザーの調査に限られてくることになります。

セルフ型調査サービスも始まりつつあるので、簡単な調査の委託は減少して、リサーチャーのが活躍できるのは、より難易度の高い調査、よりプロの分析力や提案力が求められる調査になってくるのではないでしょうか。

そのため、リサーチャーを目指すのであれば、お客様にはできない技術力や専門性を持つことです。プロ意識を持って自分で主体的に学習し、今までやったことのない色々な難しい業務にも積極的に取組んで、自分の技術力や提案力を高める努力をし続けなければいけません。

時代は変わり市場環境は変わっても、顧客の意見を構造的に分析して、客観的な戦略提案のできるリサーチャーは必ず必要とされるはずです。色々な情報が溢れている時代にはより求められる専門職になるでしょう。

自分が将来どの様な仕事の役割を担うのかは、皆さん自身の仕事への取組み方次第です。

プロになることの重要性を強く感じた今年のカンファレンスでした。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。