経営の厳しい姿勢
2Q戦略会議で当社の差別化について話していた時に、ある分野に特化したリサーチ会社が成長していることが話題になりました。
それまで強みがなく弱い立場であったため、自分達が勝てる分野を見出し、そこを徹底的に開拓して行った会社です。
そして、この数年でかなり急成長を続けています。
しかし、同社がこの数年で大きく成長したのは、ある分野に特化したからだけではありません。
ここの社長とは昔から懇意で、年に1、2度は2人で飲みながら情報交換し、経営について話し合ったりしているので、彼らの社内事情も知っています。
彼らが成長した1番の要因は、特化した分野で徹底した営業訪問を行ない、お客様の難しい要望も断らずに応えて来たからです。
差別化できる技術も、顧客接点を作るためのスキームも、特に優秀なスタッフも、その会社にはありませんでした。
そのため、営業には「話題になりそうな新聞記事の切抜きのコピー」を渡して、これをネタに今月中にXXX件のお客様を回って来ること。そんなベタな営業を徹底して続けてきたのが1番の成功要因だと聞いています。
そして、一定の粗利案件の受注ができない営業社員や、生産効率が悪い社員には、退職勧告を行って、毎年、数人は辞めてもらっているとも聞きました。
そんな厳しい経営姿勢があっての成長であり、発展であるというのが実態です。
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この社長は決して人間的に酷い人ではありません。
そして、ビジネス成果に厳しい姿勢で取組まないと、会社と社員が守れないということから厳しい姿勢で経営に臨んできたのだと思います。
会社の経営にも色々なやり方がありますし、私の中では業績が良い時でも、毎年、非効率な社員を退職勧告で辞めさせることで、業績を上げるという考え方はありません。
できるだけ社員の良いところを見て、行動指標にも示している「お互いの個性と人間性を尊重して助け合う」会社にしたいと考えています。
しかし、ビジネス成果が出なければ会社は成り立ちません。
現在の厳しい業績を脱出するためには、もっと厳しい姿勢で経営に取組むことと、もっと厳しくビジネス成果を追求することが必要だと痛感しています。
ビジネスはビジネスですので、厳しい姿勢でビジネスに取組んで行きましょう!!
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