適正価格
私達のリサーチサービスは起業の戦略判断に資するためのものです。それは企業が正しいマーケティングの選択をするために1番重要な「生活者の声」を正しく伝えることで、豊かな消費市場の形成とクライアントの発展に寄与することが役割です。それに反する形になると当社の存在の価値はなくなり、市場経済の中で存続できなくなります。
当社は創業から9年が経ちましたが、社員の皆さんの責任感と頑張りのお陰でクライアントに役立つサービスが提供できるようになりました。もちろん技術力や提案力、システム、モニターなどまだまだ不十分なことが多々あり、課題の面だけ考えると頭が痛くて眠れないくらいですが、それでも5年前の状況やCRC総研でやっていたサービスと比較すると確実に前進していると思いますし、売上の8割位がクライアントのリピートで成り立っていることからも、ご評価いただいていると言って良いでしょう。
ネットリサーチ会社は早さと安さを競う展開が多かったですが、これからはサービスの品質や信頼性、付加価値という部分が重視されると思います。もともと当社は「クライアントの戦略判断に資することのできるサービスの品質と付加価値」を目指してきましたので、そこで負けるわけには行きません。多くのIT企業などが参入していますがモニターの数や早さ安さを目指しているとことが多くあります。組織力やスタッフの経験はまだまだ不十分ですが、全員がサービスの品質向上にベクトルを合わせれば十分に強みが出せるはずです。
問題はその価値を如何にお客様に理解していただくかと、その価値を価格の面に反映できるかです。早さ安さを訴求している会社はかなり安い料金表を公表しています。ただし回収口を分けたり、ローテーションや、分岐、画像の利用や、調査票の修正、クロス集計の追加などはオプションなので、少し複雑な案件になると当社の方が安くなることも多いようです。
当社の価格体系は5年以上ほとんど変更していません。価格は経営に大きく影響するため慎重にすべきと言われていますが、これから私と秋野さん、服部さん、野尻さん、岡島さんとタスクフォースを作って、下期の料金変更に向けて検討を進めます。良いサービスを適正価格でご利用いただけるような環境づくりを目指して行動を始めたいと思います。
リサーチ業界における永遠のテーマだと思います。リサーチにおいて価格競争に陥ると品質の低下はまぬがれません。絶対に「非価格競争」に持っていかなければならないのではないでしょうか?Q-up戦略を推進するためには、「非価格競争」という環境を整えることが極めて大事なってくると思います。是非とも実現させてください。
投稿: 山口美喜雄 | 2007年8月21日 (火) 13:07