値引交渉
昨日に値引き交渉の話をしましたので、以前聞いた少し面白い話を紹介します。
以前、CRC総研に私に社内ベンチャーをやらせてくれた麻生社長という方がおられました。麻生社長は伊藤忠商事の繊維部門の専務からきたバリバリの商売人です。
その麻生社長から、何かの時に値引交渉について聞いたことがあります。
その時は、伊藤忠商事の繊維部門とCRC総研でシステムの価格交渉をしていたのだそうです。そして繊維部門のトップがとても無理な値引要求をしてきたため、担当役員が麻生社長に泣きついて、「社長からひと言いって下さい」とお願いしたようです。
丁度自分の出身部門で、その時の専務は昔からの親しい後輩ということもあり、麻生社長が「XXさん、これ以上引いたら完全な赤字だそうだ。あまり無茶なこと言わないで、このあたりで手を打ってくれよ。」と電話をしたんだそうです。
そしたら、「麻生先輩、私は先輩に若い時に教えてもらったことを守っただけですよ。先輩は中身が分からないものは、相手が言ってきた金額の半額で交渉しろ!と教えてくれたじゃないですか。私は繊維の人間なんでシステムのことは分からないので、ただCRC総研が出してきた金額の半額で交渉しただけですよ。」
と言われたそうです。
「まいったよなあ。あいつにあんなこと教えるんじゃなかったよ。」と社長がぼやいていたのが妙に面白かったので今でも覚えています。
「分からなかったら半値で交渉」というのは、商取引のプロである商社マンらしい話だと思いませんか。
半値の交渉はどうかと思いますが、何でも1~2割引あたりで値引交渉するのが妥当なんではないかと思います。
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