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2009年6月11日 (木)

民間ヒアリング

官公庁より民間調査の方がヒアリングのハードルは高くなります。

私の頃は帝国データバンクのCOSMOSで調査対象の企業を抽出して、500円のテレカ等を謝礼とした郵送アンケートを行います。その回答者の中から興味のある方等にお願いして、30分~1時間ほどお話を伺わせていただく流れでした。

こんなサービスができたら利用したいかや、利用するための条件を詳細に伺う内容が多かったです。「会員制医療クラブができたら」、「こんな研修施設ができたら」、「北海道のXXに進出する可能性は条件は」、「こんな衛星サービスができたら」など事業開発系の調査を沢山やりました。

標準的なスペックは、郵送調査で3000社に調査票を送り、200~300社の回答を分析し、10~20社のヒアリングとともに考察するというものでした。

ただある時に、工務店や販売店を首都圏で300件、大阪圏で100件の合計400件をたった1ヵ月半で訪問してヒアリングするというお題がありました。1日13件以上をこなさないと終わらない計算です。これは本当に汗だくで胃の痛い大変な仕事でした。

3000円の謝礼はありますが、どこの会社の何の目的の調査かもいえません。それで忙しい中、会って話しを聞かせてくれとお願いするのですから大変です。

膨大な工務店リストにかたっぱしから電話をしても「忙しい」、「間に合っている」、「協力できない」とガッチャンガッチャン切られます。でも納期はあるし、契約して約束したことですから「できない」とは絶対に言えません。それではクライアントの信頼がなくなります。

何十件に1件の割合でやっとアポを取り、約束の時間に訪問してみると不在ということや、昼間なのに俺のビールを飲んだら話してやると言われたこともありました。

この人も結果的にはとても良い人で、ビールを飲んで気に入ってもらったら色々と教えてくれて知人の工務店さんを何社も紹介してくれました。

私がリーダーで6人のチームをまとめ、何とか1ヵ月半で400件の訪問ヒアリングを敢行しました。それから1週間ほどでレポートを書きました。時間がないので土日も出て、最後は会社に泊まって徹夜で書いたのを覚えています。

そんな綱渡りで仕上げましたので、最後に調査結果をプレゼンをした時に、お客様から喜んでいただけた時は本当にほっとしました。

この会社さんとは今だにお取引をいただいています。

一緒に汗を掻いて働くとお客様とも仲良くなれるみたいですね。

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