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2009年12月22日 (火)

JMRA会長

JMRAの会長でもある、インテージの田下社長と会食をさせて頂きました。

先方の取締役とうちの岡島さんも入って4人での食事です。こんな風に少ない人数でお酒を飲みながらの食事をさせていただくと、お互いの人柄も理解できるし、あまり普段は聞けないような話しも聞けるので貴重です。

田下さんがJMRAのカンファレンスで、「フィールドサイエンスをもう1度見直そう」と話されていたことは以前にも紹介しました。現在のネットリサーチ会社の低価格、短期回収、低謝礼、多頻度依頼の「何でもありあり」の状態はとても危険であり、こんな状態では長く続かないのではないかと危惧されておられました。

クライアントに対して、社会に対してしっかりした役割を果たすためにも、1つの産業として健全に成長していくためにも、ネットリサーチのモニターや、データ回収の方法を、業界全体としてちゃんと見直さないといけないということでしょう。

特に多頻度の調査依頼は1番問題で、同じモニターに1日に何件も調査を依頼することは、世界でも例がなく、低ポイントと合わせて、データのクオリティとして問題だと仰っていました。

当社は「データの質を重視する」という方針でずっとやってきて、1日に何本も調査を依頼するようなことはしていません。また、謝礼ポイントも「モニターを大切にする」、「回収率を重視する」という考えから高めに設定してきました。

でも、厳しい価格競争の中で他社に対抗せざるを得ないことや、当社がしっかりしたパネル管理をやっても、同じ人が他社パネルにも入っていて、そちらで多頻度回答の環境に入ってしまうので、自社だけでは品質管理ができないというジレンマがあります。

これは1社だけで解決できるものではないので、リサーチ業界として改善に取組まないといけないことだと思います。

田下さんもこのあたりの認識は強くお持ちでしたので、業界としての改善活動を期待したいと思います。

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