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2017年3月28日 (火)

台湾で感じたこと2

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台湾に「中正記念堂」という蒋介石を祭った巨大な施設があるのをご存知ですか。

そこで1時間に1回、衛兵の交代式があり、10分ほどのパフォーマンスを見ることができます。

そして、衛兵は後退すると残りの50分は少しの身動きせず、まばたきもしないほどの緊張感で国の創始者である蒋介石の銅像を守っています。

台湾の置かれている複雑な国際関係、まだ中国と対峙している国(正式には地域)であることの緊張感を感じ取ることができる儀式であります。

これはパフォーマンスなのかもしれませんが、すごい迫力があり、彼らがとても真剣にその儀式を進めているので、多くの観光客もじっと黙ってその儀式を見つめていました。

その時に、自分の近くにいた5人の日本人の大学生が「こんなこと毎日やってアホちゃうか」「何でさっさと交代しないのお」「あの偉そうなのは官僚なのかあ」「下っ端の兵隊はつらいよなあ」等と茶化すような事を言いながら談笑するのが耳に入り、同じ日本人としてとても恥ずかしく思いました。

英国のバッキンガム宮殿でも衛兵の交代式がありますが、彼らは英国でも同じような事を言うのでしょうか。

どこかアジアの国々を日本より下に見る時代錯誤な感覚が残ってないでしょうか。

他国の人や文化や伝統を尊重しないことや、人が真剣に取組んでいることを茶化したり、多くの人が静かに見ている中で、笑い声をあげる日本の若者のデリカシーのなさはどこから来るのか考えてしまいました。

日本は平和だしまだ豊かな国ではあるけれど、日本の若者が、他国を尊重する感覚や、勤勉さや、熱意や、誠実さを失うと、あっという間に酷い経済、酷い社会になってしまうのではないか。

そんな不安を感じる出来事でした。

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