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2017年5月24日 (水)

採用のクロージング

この1年ほどは極端に採用環境が厳しくて、異常な状態だと言います。

そのため、費用が掛かってもエージェントや新しいアプローチ型の採用サービスもお願いせざるを得ない状況です。

しかし、彼らと話をしていると「それはどうなのかな??」と思うことが多々あります。

それは、彼らは転職を成功させて、その成果報酬で売上を作る商売なので、人が商品であることが露骨に伝わることが多いことです。

「今は異常な買い手市場なので、まともなキャリアの人が転職活動をすると、すぐに2、3社の内定は取れます。だから早め早めに攻めて獲得することが大切なんです。」

「登録があれば24時間以内に連絡し、3日以内には面接をして、2週間以内に決着させるスピード感が大切です。」

「早く内定を出すほど採用率が高まります。とにかく早く内定を出して下さい。」

「内定が遅くて考える時間が長くなると、他社の内定も出てしまい、そことの比較になるので、逃げられてしまう確率が高まります。そこを防ぐためにも少しでも早くクロージングに持って行ってください。」

「4人で厳しい面接をするのも印象が悪いので、それはできれば避けて下さい。面接というより情報交換というフランクな雰囲気で進めるのが採用のコツです。」

これはみんな、人材会社の方が言っていたことです。

これが採用の現状で、そうしないと必要な採用できないということでしょうが、何か違和感を覚えませんか?

当社がこの1年半ほどの人材流出で大変に困っているのは確かですし、早く体制を補強して、戦える体制を作りたいと考えています。

しかし、お互いにしっかり話し合って、よく比較検討もして、考える時間や迷う時間も十分に設けて決めることが必要だと思うし、その過程でご縁がなくなっても、それは仕方のない事なのだと思います。

彼らは成約してなんぼの商売なので、早く採用して欲しい気持も分かります。

でも人は商品ではありません。

そして、転職はその方の人生にとても大きなことですし、大きなリスクを伴うことです。

個人と会社の不幸なミスマッチを防ぐためにも、私はお互いにじっくり話し合い、よく考える時間も設けて決める方法で通すつもりです。

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