香港通信調査
これは某通信会社からのご依頼でした。
今は携帯電話からスマホになり、移動体通信が当たり前になっていますが、おそらくこの仕事を取った頃はまだ日本には移動体通信がなく、それが香港でCable & Wireles社が展開をしていて、その通信事情がどうなのか実態を調べたいということでした。
提案したのは、香港で通信関係の統計や資料を集める文献調査と、現地調査会社に頼んで香港の会社に郵送調査を行うこと、それから、国内から香港進出の日系企業に郵送調査を行うこと、そして、それらの回答企業にアプローチして20社ほどに訪問して、ヒアリング調査を行うことでした。
この仕事では2人で1週間の現地調査を2回やって、1回はクライアントもお連れして一緒に回り、現地の調査会社と打ち合わせをしたり、日系企業回りをして、なるほど確かに香港の通信は進んでいるなあと実感をしながら調査を進めていました。
そこで日本の旅行者はこの香港の通信をどう利用し、どう感じたのかも調べたら役に立つのではないかと相談をして、昼間のヒアリングが終わった後に夜の九龍空港に行って、日本人旅行者をキャッチして簡単なアンケートをしてみることにしました。
しかし、同じ日本人といえども日本に帰る便を待っているところで、「すみません日本のリサーチ会社のもので、香港の通信事情を調べていて、ちょっとアンケートに答えてもらえませんか?」というのはとても怪しかったようです。
「決して怪しいものではありません、、」と言えば言うほどうまくいかず、結局、現地で思いついた旅行者調査はうまく行きませんでした。
でもこれもお客様のために役立つだろうと思って工夫をしたものであり、試行錯誤のサービス精神だったと思います。
この調査もかなり苦労しましたが、良いご評価をいただくことができました。
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