予測できない流れ(2)
CRCに入って最初の仕事は計量モデルの作成でした。
毎日、毎日、統計データをセットして重回帰分析をやり、それを連結式にしてシミュレーションする仕事で、これがなぜ企画なのか、リサーチャーの仕事ってこんななのかと失望しました。
そして、2年間は何とか我慢してその業務を続けて、3年目に産業調査チームに移してもらったのですが、4人のメンバーのうちプロパーは2人で、残りの2人は銀行とゼネコンからの出向者でした。
そして、誰からも何も教えてもらえない環境でした。
そのため、何もないところからお客様を開拓し、仕事を受注して、本で勉強しながら調査を行い、手探りでレポートを書くしかありませんでした。
経験が少ないけど2年目には1人で2週間の米国出張に行かされて、伊藤忠さんの開発案件のFS調査や、業界団体のビジョン作成に取り組むうちに非常に多忙になり、お客様にも頼りにされるようになって、悩んでいる暇がなくなりました。
そして、その仕事を12年も続けて実績も上げていましたが、会社の方針転換でリサーチの仕事がなくなり、多くの関係者の理解と協力で社内ベンチャー制度を作ってもらい、インターネット調査の事業で起業をして今日に至っています。
何か困った時でも熱意と誠意を持って努力し、一生懸命に頑張っているうちに、誰かが協力をしてくれてまた良い流れが出来て、そこでもまた苦しみながらも頑張る。
それが私自身の職業人生だったように思います。
どんな仕事でも逃げないて、頑張り続けて、嘘をつかず、誠実に働いていれば、何とかなるものだ、というのが35年間働いた自分自身の正直な感想です。
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