会社の分岐点
2005年3月に6年目の決算が終わりました。この期末の社員数は30名で、アルバイトの方などを含めると38名になりました。売上は前年比46%増に拡大し、経常利益も8千万円強まで増やすことができました。経営的には良い状態でしたが、組織的にはこの頃が1つの分かれ道だったように思います。
前にも書きましたが社員が20人位の組織はまとまりが良く、仕事は厳しくても仲間意識を持って楽しく働くことができました。そして、20人位の組織であれば優秀な人材で前向きに仕事に取組めばすぐに結果は出せますし、専門家集団として高収益な会社にすることもできると思います。イメージ的にはデザイン事務所や設計事務所、SP会社等によくある「○○オフィス」みたいな会社です。私は個人的にはそんな働き方は嫌いではありません。
ただ、マイボイスコムは、ネットリサーチやネットマーケティングに取組むことを事業としています。この分野にヤフーさんや楽天さんインテージさんのような大会社が入って来た時点で、当社の「小さいけれども素晴らしい仕事をする高収益な会社」という選択はなくなったと思います。会社は収益を上げて継続し発展して行かないと、そこに携わる人達が幸せになることはできません。当社の立ち位置では、当社の強みをもっと強めて、会社を成長させて、他社に負けない力を付けていくしか選択肢はないと思います。
アタッカーズスクールの講師やベンチャー会社の経営者から、「30人から50人の時が1番大変だった」という話を良く聞きました。しばらく前に「告白」という起業の実話を綴った本がベストセラーになりましたが、ここでも50人規模になった時に色々なトラブルが発生したことが詳しく書かれていました。おそらく人間という生き物の本能から来る組織発展のセオリーなのかもしれません。昨年度は色々なトラブルが発生して、結果として社員の皆さんに辛い思いをさせてしまったことを心苦しく思っています。
今は小さな会社の良さが減ってきて、まだ大きな組織を運営するための組織力が築けていないのでしょう。そういう意味では今は組織が次のステップに展開するために必要な踊り場であり、さなぎから孵化する前の状態なのだと思います。そして、これを乗り越えた時により大きな仕事に取組める、もっと強い会社になれるのだと確信しています。色々と課題は沢山ありますが、次の飛躍に向かって頑張って行きましょう!
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