私達の仕事
私達の会社の仕事を説明するとしたらどうでしょう。「ネットリサーチ会社です」とか、これからの事業展開も想定すると「Webマーケティング会社です」という形になるのかもしれません。では何をするための会社かという視点で考えるとどうなるでしょうか。ネットリサーチをするためとか、Webマーケティングを支援するためとかになるのでしょうか。
私はアサヒビールの「すべてはお客様のうまいのために!」というキャッチフレーズがとても好きです。ビールを作り販売する会社ではなく、お客様の生活の中で「うまいなあ(→楽しいなあ、嬉しいなあ、生きているなあ、頑張るしかないなあ)」という瞬間を提供することをミッションと考えて、社員の皆さんが頑張っているのでしょう。
ではうちはどうでしょう。会社のコンセプトは「生活者と企業のコミュニケーションメディア」で、ミッションは「生活者の意見を企業に正しく伝えて、皆が喜ぶ商品やサービスが実現することを支援して、豊かな消費生活に貢献している」ことだと思っています。これをアサヒビールさんのようにキャッチコピーにしたらどうなるのでしょうか。「すべては生活者の豊かさのために!」でしょうか。これではちょっとパクリですね。以前、岡島君が「消費生活の民主主義を支援する仕事」と言っていましたが、これも良いところを突いていますがコピーとしては今一ですよね。誰か良いキャッチがあったら教えて下さい。私にはコピーの才能がありません。
仕事ってずっとやっていると2年か3年で飽きて来ると思いませんか。以前辞めた社員から「もう飽きてきたので別な仕事をやりたいんです」と言われました。気持ちは良く分かります。ただうちが3つ目の仕事で次で4つ目の仕事です。当社に転職する時も新しいことをやりたいと言っていました。私も20代の頃は同じような考えでしたから気持ちは良く分かります。この仕事をずっとやっていてどうなるんだろうか。もっと変化があり能力が行かせる仕事があるはずだと。ある仕事が自分に合う合わないということは確かにあるでしょう。ただ「ずっと飽きない会社や仕事」はないんじゃないでしょうか。仕事の基本は「飽きない(商い)」でやり続けるしかない面もあります。
例えばアサヒビールの営業の方であれば毎日毎日、小売店や飲食店を訪問してビールや発泡酒を売り続ける訳ですよね。見方からすれば単調でつまらない仕事です。「自分は何で毎日ビールを販売しているのか、これからもずっとビールを販売して何になるんだ」と考えたら嫌になるかもしれませんね。その時にお客さんがうまそうに自分の販売したビールをうまいと飲んでいるのを見て、ビールを売っているのではなく、喜びを売っているんだと思って頑張っているのではないでしょうか。
当社の場合はどうでしょう。「ずっとリサーチをしてどうなるのか」と思う時が必ずあると思います。そんな時は、ちょっと大げさですが「日本の消費生活が豊かになるために頑張っている」と考えてみるのはどうでしょう。あとはお客様であるクライアントの担当者ともっと会って、そのリサーチがどう活かされ、どう役に立ったのかを直接話す機会を増やすことが必要なのかもしれませんね。今は忙し過ぎてそういう機会が少ないですが、これから組織を整備していく中で、営業だけでなくリサーチやシステムの人達もお客様と接する機会を増やして行きましょう。
コメント