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2015年11月17日 (火)

初めてのことだから・・

インターネット調査になって、リサーチという仕事もかなり定型化され、効率化されました。

自分がやったことのある調査手法は、文献調査、統計分析、郵送アンケート、訪問アンケート、ディプスインタビュー、グループインタビュー、委員会運営、現地観察調査等があります。

お客様の調査テーマに合わせて、どんな調査手法が良いかを考えて提案し、本を読みながら試行錯誤をして、冷や汗をかきながら走り回ることも多々ありました。

しかし、色々な調査手法を用いて仕事をしてきましたが、それらを誰かが教えてくれたかというと、ほとんど誰からも教えてもらったことはありません。

自分の仕事だから、自分で提案して仕事を取って、自分で手探りで調べながらやってきました。

回りの研究員もみんなそんな感じで、自分でお客様を開拓し、仕事を作って自分のノルマの売上をこなしていました。

入社2年目の時には、伊藤忠さんから「米国に行って新しいレジャービジネスの調査をして、2週間の出張の後で急いで調査レポートをまとめて、関係者にプレゼンする。」という仕事が舞い込んできました。

20代でまだ経験もほとんどなく、初めての海外出張でしたし、現地に行って何ができるかなんて全く分かりません。

それでも「お前の仕事だから、お前が行って来い」と言われれば、できないとは言えないしやるしかありませんでした。

最初の4、5日は伊藤忠の商社マンと一緒でしたが、残りの10日間は単独で動き、毎日のように飛行機に乗り、1人でレジャー施設を回って情報を集めて、何とかレポートをまとめて報告しました。

ホテルの部屋から無謀にもディズニーランドの本社に電話でアポのお願いをして、勇んで行ってみたら、受付で資料だけ渡されてがっかりということもありました。

たどたどしい英語で「会って話がしたい」という日本人を「何だろう??」と思ったのでしょうね。

そして、かなりレベルの低いレポートだったとは思いますが、何とか最低限のお約束は果たすことができました。

当社の中で「その調査手法はやったことがないので分かりません。」、「社内に経験者がいなくて、体制もノウハウもないのでできません。」という様な意見を聞くと、本当にそうなのかなあ?、なんか勿体ないなあ、と思います。

できない理由はいくらでも出すことはできますが、そこからは何も生れないし仕事の発展や個人の成長はありません。

同じ人間のやっていることであれば、やろうと思えば大体のことはできるものです。

そして、試行錯誤をしながらチャレンジしたことが自信になり、仕事の幅や対応力を広げてくれる唯一の手段です。

若い時には、初めてで不安があっても、自分の能力を信じてチャレンジすることです。

それが皆さんの成長に繋がると思います。

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