リゾート作りハンドブック
いつだったかは忘れましたが「リゾート法」ができて、それを推進するためのハンドブックを作りたいという仕事がありました。
発注元は当時の自治省で、そこの外郭団体に話しが行ったのを、その団体に営業をしていた私に相談が来た流れでした。
リゾート法というのは関連する官公庁が5、6省庁あったようで、自治省としてはどこよりも早くその分野を取り込みたかったらしく、急いでハンドブックを作り全国の書店で広めたいとのことでした。
本来はそこの財団法人がやるべき仕事ですが、彼らが実際に動く能力も気力もなかったので、それを丸投げしてきた仕事でした。
最近でもオリンピック関係で業務丸投げの話しがありましたが、こんなことは今も昔も沢山あるのかもしれませんね。
これはリゾートに関する情報を沢山集めて、それをリゾート開発を行う関係者が分かり易く使えるハンドブックにまとめる仕事なので、文献調査とも言えますが9割は編集の仕事です。
それを1ヵ月で原稿をまとめて、2ヵ月で書籍を出版するというかなりスケジュールが厳しい、無理のある仕事でした。
それでも受注したからにはやり切らないといけませんから、毎日、9時から20時頃までオフィスで作業をして、その原稿を持って21時過ぎから自治省で編集会議をやり、22時過ぎに霞が関から帰宅する生活を1ヵ月ほど続けました。
時間がなくて土日もかなり出たから、おそらく150時間近い残業もしたと思います。
そんなギリギリのハードワークで、どの省庁よりも早く「リゾート作りハンドブック」という書籍を全国の書店に並べることができました。
出版元は自治省と何もしなかった某財団で、CRC総研は協力会社として出ただけで、かなり自分が書いたのにうなあ、、、との思いで書店でその本を手に取りました。
リサーチというより出版編集の仕事でかなり無理もしましたが、今から考えると良い経験でした。
これを勧める訳ではありませんが、若い時に限界に近い仕事をやると、どんな仕事でも自分はできるという自信だけは付くようです。
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