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2021年5月 6日 (木)

起業の準備時期

私が社内ベンチャー制度を作ってもらって、社長、副社長にそれが事業として成り立つことを示すために与えられた時間は1年でした。

1998年4月から見ず知らずのインターネット事業部に移り、机1つとPC1台と300万円の資金をいただいて準備に取り掛かりました。

とは言ってもインターネットのイの字も知らなかったので、どこから何に取組んで良いかも全く分かりませんでした。

その頃に伊藤忠インターネットという会社が出来ていて、そこに出向していた岡島さんを居酒屋に呼び出してアドバイスをもらい、インターネット事業部にいた藤井さんと籾木に簡単なWEBとシステムを作ってもらって5月からモニター集めを始めました。

そして、若干のモニターが集まった7月から定期アンケートと営業訪問も始めて、お客様から無理に引き出したテーマに提案書を出して、受注したら調査票を作り、それをWEB画面にしてもらい、依頼メールを送り、データを回収して、集計・考察し、レポートを書いてお客様に報告に伺いました。

それを1人でやっていたから、1998年の4月から12月の9カ月間は土日もほぼ1日も休まずに、毎日22時、23時まで働いていました。

1年以内に何もないところから事業を作り、案件も取って数字を作らないとアウトでしたから、昼間は営業の外回りをして、夕方から提案書や調査票を作って、21時、22時から依頼メールを送ってから帰る生活でした。

仕事しかない無茶な生活でしたが、私も30代後半で気力も体力もあったし、意地でも社長にうんと言わせてやる、と思っていたから出来たのだと思います。

ある時にファミリーマートさんから小さな相談をいただき、これは絶対に取るしかないと思い、自宅で22時頃から提案書を書いて深夜の1時過ぎに送り、翌日の朝一番で「ご説明に伺いたので今日のどこかで30分だけいただけませんか。」と電話をしたら、「貴方は凄い仕事が早いねえ。それなら試しにやってみるよ。」とその場で発注いただいたこともありました。

そして、7~12月の6ヶ月で20社から案件も受注して、これはいいね。というご評価もいただいて、1999年2月の経営会議で全員一致でマイボイスコム設立のご承認を頂きました。

あれから22年が経ちましたが、こんな経験からどんなことでも必死にやれば何とかなる。という気持ちが心のどこかに残っている気がします。

長い職業人生では、これ以上出来ないとこまで仕事に打ち込む日々があっても良いのかもしれません。

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