企業の成功パターン
リサーチの装置化と分業化での効率性重視で大きく成長したのがマクロミル社です。
彼らの推進した早さと安さがインターネット調査の標準になって、当社も含めて多くのリサーチ会社が「世界一安くて早い」という市場環境の中でサービスを提供せざるを得ませんでした。
その基準に合わせると十分な調査企画や、十分な調査票作成や考察提案に時間もコストもかけられず、沢山の実績があるリサーチ会社が撤退して行きました。
でもそんな風に大きな組織になった同社はYahoo!や、ベインキャピタル、CVCキャピタルという外資系投資ファンドへの売却になり、その度に沢山の社員の仕事や生活が変わり、多くの社員が退社していると聞いています。
そして、マクロミルの創業者や、Yahoo!、ベインキャピタルは膨大な利益を手にしました。
それが企業経営として成功かどうかは私には分かりませんが、株主から見たら成功なのだと思います。
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株式会社の成功は企業価値と株価を引き上げることだけではないはずです。
当社は当社の価値観でお客様に喜ばれて評価される専門性と技術力の高いリサーチ会社、付加価値の高いサービスの提供できるリサーチ会社を目指します。
しかし、今期の様な減収減益で大きな赤字を出している状態では、何を言っても始まりません。
「大幅減益の赤字のくせに何を能書き言ってるんだ、、」と言われてしまいます。
企業としては適切な成長と利益を確保して、株主にも一定の利益を還元できることも求められます。
企業は株式会社としての義務を果たしながら成長することが必要なんです。
まずは今期の足元の業績をしっかり立て直して、年度末までには適正な黒字決算を作り、その上で当社が目指す「コンサル型リサーチ」の実現に向かって前進して行きましょう。
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