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2025年11月26日 (水)

ゴーイングコンサーン

企業経営で1番難しくて重要なのは「ゴーイングコンサーン」だと言われています。

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「ゴーイングコンサーン」とは、企業が将来にわたって事業を継続するという前提を意味します。これは、財務諸表を作成する上で大前提となる考え方です。もし、企業の事業継続に重大な疑義が生じた場合(例:債務超過、深刻な赤字など)、その旨を財務諸表に注記する必要があり、投資家などに注意を促すことになります。 

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どれだけ良い事業を行って社会的役割を果たしていても、赤字が続いて債務超過になるか、黒字でも資金がショートすると企業は事業を継続できなくなります。

そして、社会的な役割を果たせなくなるだけでなく、そこで働く従業員の生活や人生にも大きな影響を与えてしまいますから、成長や発展の前に、まずは「ゴーイングコンサーン」の環境を確保することが必要です。

当社は紆余曲折がありながらも27年間、色々な方の協力や頑張りで、リサーチの世界で事業を続けて来ました。

そして、利益は配当をせずに内部留保にしてきたことと、6年前の伊藤忠商事からの出資もあり現在は約700Mの現預金があり財務は盤石の状態ですが、そこに安心して経費増や、収益性を意識しなくなると、企業の財務はあっという間に悪くなります。

当社も設立してから10~12年は増収増益の決算を続けて、3.5億円の現預金を蓄積しました。

しかし、取り組んだ幾つかの新規事業(サイト解析事業、コンビニ集客事業)が失敗し、最後に取組んだTextVoiceでは3年間で1億円ものキャッシュアウトがあり、その多額の経費も決算に影響して赤字に転落して、3.5億円あった現預金は1.3億円まで減少していました。

個人にとって2億円は大金ですが、事業ではあっという間になくなる資金でした。

現預金がかなりあるから少しくらい業績が悪くても大丈夫、事業投資が失敗しても計画が未達でも大丈夫、そんな気持ちの経営が財務を急速に悪化させたのだとその時に猛省しました。

伊藤忠グループでの赤字企業は22社(全体の8%)しかなく、赤字は絶対に許されませんし、投資した資金に見合った事業収益が強く求められます。

自分達が伊藤忠グループ内で主体的な事業を続けるには、適切な利益と成長が必要です。

下期最初の10月は月次で+7Mの黒字を出すことが出来ました。

また、今期になってSGに中島さん、RGに澤向さん、岩立さん、石井さんの4人が入社をしてくれて徐々に体制補強も進んできました。

上期に▲42Mの大きな赤字(昨年度は▲25M)を出しましたが、3月までには増益の決算が作れるように引き続き頑張って参りましょう。

皆さん、引き続きどうぞよろしくお願いします。

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