CotoELへの期待
インターネット調査は市場成長率2~3%の成熟期に入っています。
そして、これから生成AIの影響が大きく表れることは確実だと考えています。
それが、効率化までなのか、高度化まで行くのか、今は想像できない代替化まで行くのかは正しく予想できませんが、この動きはこれから急速に進みます。
この2つの現象を考えた時に、当社としてインターネット調査を中心としたアドホック調査に8~9割を依存する事業構造では将来経営が厳しくなると考えています。
「固定収益事業を拡大」し、その上で付加価値の高い「コンサル型リサーチ」の実現に向けて動くというのは当社は6年前から掲げている基本戦略です。
そのために無理な1億円もの開発投資をして「テキストマイニング(TextVoice)」を導入して、それがこの5年前からの決算改善の下支えになっていました。
「テキストマイニング(TextVoice)」は生成AIに押されて昨年度から減収ですが、それでも一定の粗利を生み出しています。
ただし、これからも「テキストマイニング(TextVoice)」や「アンケートデータベース(MyEL)」の売上を伸ばして、当社を支える収益源にすることは難しくなっています。
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そのために昨年度から日本最大の生活者情報、インサイト情報である「アンケートデータベース(MyEL)」の約3,800件の1万人調査データを生成AIが参照して、定量分析(集計、要約、示唆出し)と、定性分析(実在する個人の促成と回答データによるペルソナを構築したインタビュー)が出来る「AI分析ツール(CoCoEL)」を作り、お客様の意見や要望に合わせた追加投資も行っています。
「AI分析ツール(CoCoEL)」は約100社にデモ紹介を行い、高い評価をいただいてはいます。
しかし、まだ契約や契約見込みはわずかで、月100万円ほどの事業赤字が出ている状態ですが、この様な時流に乗り、当社しか出来ない差別化サービスを作ることが、当社の将来にとって不可欠な取り組みなのだと考えています。
今期の決算にマイナスの影響にはなっていますが、来期以降では必ず安定した固定収益を生む事業に成長すると確信しています。
時流に載った新しい事業を創出することが、企業の成長と発展には不可欠だから足元は厳しくとも必ず粘って成功させます。
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