従来型調査会社
先日ある大手調査会社の役員と食事をしながら情報交換をしました。この会社はリサーチの技術力がありネットリサーチへの対応もかなり進んでいて業績も順調のようです。ただ多くの従来型調査会社はネットリサーチ会社に押されて経営環境は厳しくなっていて、中堅はもとより大手の1部でも経営が苦しくなっているところがあるとお聞きしました。調査会社は人件費の固定費部分が大きく、資本のストックも小さい企業が多いので、売上が1割減るだけで決算が厳しくなり経営に響いてしまうようです。
私もちょっと前に当社とうまく組める従来型の調査会社がないかと思って、日本マーケティングリサーチ協会加入の調査会社の財務状況を20社ほど調べてみました。調査会社は労働集約産業ですので、そんなに収益性が高いとは思っていませんでしたが、大半の会社がほとんど利益が出ていないのを見て少し驚きました。特にこの数年は売上が下がっている会社もかなりありましたが、これもネットリサーチが急速に増えた影響なのかもしれません。
同社はネットリサーチにも取組んでいますので、ネットリサーチが今後どうなっていくのかについても色々と意見交換をしました。その中で、リサーチの経験もなくリサーチのセオリーも理解していない企業が乱暴な情報の取り扱いをしていることを危惧していて、ノウハウのある従来型調査会社がしっかりしたネットリサーチができる環境を作ることが大切ではないかと話をしました。同じネットリサーチを扱う企業として、しっかりしたサービスを提要することと、ネットリサーチ市場を健全に発展させるためにの協業について、継続的に話し合うことにしました。
長らく同じリサーチワークに携わった者同士だと、話の共通項が沢山あるので自然と楽しいお酒になってしまい、この日もついつい飲みすぎました。リサーチ業界全体が動いていますので、当社の方向性を見誤らないよう色々な関係者と情報交換をするのは私の大切な仕事です。ただ、どうしても食事をしながら話す機会が多く、飲みすぎ食べ過ぎになってしまうのが私の悪いところです。
情報交換と私の体重は正比例するようで、最近は恐くて体重計に乗れません。メタボリックを恐れていては会社の経営なんてできません! なんてね。酒好き社長の言い訳と偏見に満ちた意見でした。
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