Assumの導入
野尻さんから日本電子計算の集計ソフト「Assum」を導入したいという相談がありました。Assumは昔から調査会社などが使っている実績のある集計ソフトで、アンケートの集計業務に特化している分、SPSSよりも操作性が良いようなので試してみたいという提案を受けました。
すべての集計を直ぐにAssumに切り替えるのではなく、単純集計やクロス集計が中心の業務はAssumに切り替えて、多変量解析や、Clementineを使ったデータマイニングが必要な案件は従来どおりSPSSを使うことで生産効率を上げられるのではないかというイメージです。まだ実際に実務レベルでテストしてみないと分かりませんが、Assumの導入で多少なりとも生産性の向上が図れるのであればやる価値があると思います。
リサーチワークの生産性を上げることは会社として大変重要なことです。当社の費用構造は人件費の割合が非常に高いので、生産性が5%上げることができれば利益率で2%向上させることができます。また見方を変えれば残業を5%減らすことや、サービスレベルを上げてお客様の満足を獲得することに今より5%多く時間を使うことができるということもできます。サービスの質を上げることと並行して、生産性を向上させることも是非実現したいことです。
今回のイーズの導入で生産効率が上がることを期待していますが、そこにAssumも加えることでより作業効率が上がれば良いと思います。実際の効果は分かりませんが、やってみる価値はあると判断しました。効果がなければまたもとに戻せば良いだけです。お金はかかりますがそんなに大きな投資でもありませんのでやってみましょう。生産性向上に向かって変えていくこと、改善して行くことが大切です。これから数名でプロジェクトを組んで、3ヶ月くらいで導入検証を進めてもらうようお願いしました。是非、自分も検証に参加したいという人がいたら野尻さんまで連絡ください。
また、日本電子計算でAssumと連動した自動集計ツール(お客様がクロス集計等ができるビューア)の開発を進めているということも関心を持っています。当社は自動集計で勝負をする業態ではありませんが、営業からは自動集計ツールがないというのが多少のハンディになっているとも聞いています。そのため自社開発も検討していますが、当社の予算でどの程度のツールができるだろうかと迷っていました。専門の開発会社が取組んでくれるのであれば、そこに当社の要望を伝えて使わせてもらうのも1つの手だと思います。今のところリリースのタイミングは9月と聞いています。マクロミルさんのAIRSと勝負をするつもりはありませんが、サービスの品揃えの一つとしてこちらの「自動集計ツール」の導入も検討してみます。
この4月に企画室を作り野尻さんに室長をお願いしましたが、イーズの次期開発、外注先の検証、そしてAssum導入など、リサーチグループ全体を見ながら色々と改善提案してくれるので助かります。こういう現場からの改善提案の積み重ねが会社を良くして行くのだと思います。野尻室長これからもどんどん提案して下さい。よろしく頼みます!
テクノロジーでマーケティングを補完する考え方は個人的に興味があります。野尻室長~すばらしい。
自動集計ツールは市場に出しても今更ではないでしょうか。マイボイスの市場でのポジショニングには影響が少ないない気もします。市場向けには、ツールベンダーの開発するものが出るならそれの紹介でも問題ない気もします。
リサーチテクノロジーはアウト向けの付加という位置づけよりも社内向けの効率化で作業負担が減って関係者が付加価値の高いことに注力することでの付加の方が価値があると思います。
今後のニーズは、安い・早いとは逆にフルサービスへのニーズも日本のアウトソーシング文化で考えると多いはずなのでマイボイスらしさを出せるといいですね。
投稿: okamoto | 2007年6月12日 (火) 13:42