20年前のリサーチ営業は
企業は常に新しいお客様を探す「顧客の創出」がとても重要です。
自分がリサーチャー(主任研究員)をしていた時は、インターネットなどもなく、お客様を探すのもお客様の紹介と、官公庁の入札くらいしかありませんでした。
営業担当もいませんでしたので、年間数千万円のノルマをクリアするために、それぞれのリサーチャーが自分でお客様を探し、案件を発掘して、企画書を作って営業提案をしていました。
そして、3、4本の案件に目途が立つと、今度はリサーチ遂行をメインにして、自分で調査の頭からお尻までやって調査結果の報告をして、請求までやるのが仕事でした。
そう考えるとシンクタンクの主任研究員といっても、かなり個人経営の家内制手工業みたいな仕事だったように思います。
1人で4千万円ほどが標準的なノルマだったと記憶していますが、自分は負けず嫌いな方なのでノルマだけは必ず毎年クリアしてきました。
今の単価で見ると1人で4千万円も取ってこなすのは大変に思えるかもしれませんが、その当時は1案件で4~5百万円はあって、期間も3ヶ月はいただけたので、月に1、2本も受注すれば達成できるものでした。
今は営業とリサーチで役割分担をしていて、リスティング広告やSEO等のインターネットを通じた顧客接点もあるので、何でも1人でやっていた頃と比べると、事業的にはかなり合理的で効率的になっています。
しかし、合理化された分だけ価格と時間の競争が厳しくなっているので、決して仕事が楽になっているとは思えませんし、時間が早い分だけストレスは大きくなっているかもしれませんね。
リサーチに携わる限り、この流れから降りることはできないので、工夫をして調整をして、組織的に協力し合ってやって行くしかありません。
また、安定した固定収益を作ることで、少しでも皆さんが余裕を持って働けるように改善したいと考えています。
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