ドイツの判断基準
今回の新型コロナウィルスの対応でドイツの政治は凄いと思いました。
指導者の判断や対応は日本と比べられないほど素晴らしく、国民の殆どが政府の対応を評価していて、メルケル首相の支持率はこの混乱の中で急上昇して79%に達したのだそうです。
ちなみに主要10ヵ国の指導者に関する調査の記事によると、この非常時での支持率がダントツで1番下がったのは日本なのだそうで、それは国民として残念で不幸なことだと思いました。
そのドイツはまだ感染状態が厳しいのに経済開放に向かって大きく舵を切りました。
そして、メルケル首相が発表した再度非常事態に戻す基準が「人口10万人あたりの感染者数が50人以上出た地域」というものでした。
この条件を東京の人口で計算すると「1週間の感染者数が約5,000人以上になった場合」になり、このレベルの感染者が出なければもう経済活動を止めないというものです。
現在の東京では1週間で300人ほどなので、その20倍近くまでは容認してでも事業活動を続けることで、社会と経済を守るという方針になります。
これが、感染リスクと、社会・経済リスクの関係を緻密に分析した結論なのでしょう。
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日本はどういうデータでどんな分析をして、どんなリスクを取ることで社会と経済を守るという科学的な説明でのコンセンサスが取れていない中で混乱し、不安と政治不信が広がっています。
そして、私達は政府の判断に従った行動を取るしかないのですが、やはり自分達の事業や生活は自分達で守るという意識を持ち続けることが必要だと強く感じています。
少なくとも私は皆さんの職場と雇用と生活を守るために精一杯対応していくつもりです。
皆さんも、何とかこの厳しい状態、これから来るであろう大きな逆風を乗り越えるための協力をお願いします。
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