海外ヒアリング調査
私が勤務していたCRC総合研究所は、伊藤忠商事さんが筆頭株主で、2番目の株主が第一勧業銀行(現在のみずほ銀行)でした。
そのため、その両社から何人かの出向者もいて商社や銀行の人達とも一緒に働き、よく神田で飲みにも行きました。
第一勧業銀行の仕事の1つは、毎年、国別の投資環境調査を行い、それをまとめて「投資環境ガイドブック」を作成するというものがありました。
1年間で3か国ほどの「投資環境ガイドブック」を作成する仕事で、それを銀行の出向者とリサーチャー社員の3名で1か国づつ担当し、2名1組で海外出張をして原稿をまとめる仕事です。
各対象国に1週間ほど現地調査に行って、関連文献を集めるとともに、それぞれの都市で毎日4~5社、5日間で合計20社ほど進出企業からヒアリングを行い、外資環境や、採用や人事労務、インフラ等の現状や課題の情報を集めました。
そのため、5年間ほど毎年2か国の海外調査に2週間ほど出ていたので、この仕事で10か国は行けて良い経験でした。
ただし、2日ごとに都市から都市に異動してヒアリングをする仕事が2週間も続くと、かなりの体力を使うので、夜中にホテルに着いてそのまま泥の様にベッドで寝たことも多くありました。
イタリアのローマに行った時には、銀行のミラノ駐在事務所の方がどんな説明をしたのか分かりませんが、日本の最大銀行の投資ミッションが来ると勘違いされて、各省庁から10人近い役人が大会議室に集まっていました。
イタリア語の通訳も雇いましたが観光通訳なのでビジネスの通訳が全く出来ず、「この通訳は何を言ってるか分からない。もう直接英語でやらせてくれ。」という流れになりました。
その時は同行の同僚が英語が堪能でしたので何とか切り抜けましたが、本当に冷や汗を掻きました。
皆さんもこんなハードな現地調査やってみたいですか?
当社でもこんな海外調査まで出来るようになると、ハードだけど面白いかもしれませんね。
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