海外現地調査
東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランドは、京成電鉄と三井不動産が主要な株主で始まりました。
そして、その売上が順調に伸びていた時に、伊藤忠さんから米国レジャーランドの実態を調べたいという話しがありました。(もう時効だから良いでしょう)
その仕事にまだ入社3年目の私がアサインされました。
何をやるのか、やれるのかも分からないけど、米国のレジャーランドを回って何か新しいアイディアを探すような仕事ということでした。
そして、商社の40代後半の部長補佐の方と初めて2週間の海外出張に出かけました。
行先はロサンゼルスのディズニーランド、ナッツベリーハウス、ユニバーサルスタジオや、ヒューストンのジョンソン宇宙センター、フロリダのディズニーワールド、カナダのエドモントンモール等を回って、現地調査の結果を関係者に報告するものでした。
私はレジャーランドの知識もないし、まだリサーチ経験も2年の若造ですので、何も分からないままに言われたことをやっていました。
そして、1週間ほどレジャーランドを回ってニューヨークに着いた時に、その商社の方から「高井くん、日本のラーメンを食べに行こう」と誘われて夜中に食事に行き、そこで「悪いけど自分は急用が出来たのであとは1人で回ってくれるかな。」と言われて、そこのお店からいなくなりました。
しかたなく1人で黄色いタクシーを拾ってホテルに戻りましたが、「何も夜中のニューヨークで放り出すことないよなあ、、」と思いながら翌日の準備をしたのを覚えています。
若手の商社マンはこんな風な無茶な環境で鍛えられるのでしょうね。
翌日からは1人で毎日レジャーランドを回って、夕方には飛行機に乗ってまた次のレジャーランドに向かう日程をこなして、現地で集めた情報を整理して関係者に報告しました。
誰のサポートもなかったので、おそらく素人が書いた稚拙な調査レポートだったと思います。
これはリサーチのノウハウが貯まるというより、度胸をつけるような経験でしたが、今では懐かしく思い出します。
こんな経験を皆さんにして欲しいとは思いませんが、若い時に何でもチャレンジすることは大切だと思います。
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