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2021年8月23日 (月)

調査設計の構想力

「一般的なリサーチなら、提案書は定型フォームや過去の良い提案書のファイルを活用すれば、3時間もあれば作れる業務です。」

と言いましたが、初めは何をどう書いたら良いか悩むと思います。

そのために7、8年前のプロジェクトで、「定型フォーム」を作ったり、「提案書の共有フォルダー」を作ったりしたので、まずこのルールをもう1度ちゃんとやることと、リサーチは企画提案で取るものだということを改めて認識して欲しいと思います。

提案書を効率的に作るには、上記の様な過去の知見を活用することです。

そして、もう1つは、これが1番重要なのだと思うのですが、このお客様の課題をしっかりヒアリングして、これが1番適切な調査設計だと提案できる構想力を身に付けることです。

それが考えられなければ調査の企画提案はできません。

そのためにはしっかりマーケティングと、リサーチの理論を主体的に学習して、色々なリサーチ案件に取組みながら提案の引き出しを増やすことです。

リサーチの仕事は考える力、ロジカルに物事を整理できる能力と適性も必要だと感じています。

ある時にもう退社した営業の方ですが、朝から提案書を書いていました。

そして、20時過ぎにまだ残業をしていたので、「何をしているの?」と聞いたら朝からずっと提案書を書いているのですが、まだ終わらないのだと言います。

「どんな課題なの?」と聞くとシンプルですし、「いくら位の提案になるの?」と聞いたら70万円くらいの少額な案件でした。

おそらく彼には基本的な知識が不足していたのだと思いますが、これではビジネスになりません。

効率的に適切な調査設計が提案できることは、営業にもリサーチャーにも求められる基礎技術です。

私達はリサーチのプロとして仕事をしているのですから、調査設計の考え方は全員がしっかり身に付けないといけません。

「コンサル型リサーチ」の提案できる付加価値の高い会社になるためには、それが最低限の条件になるので全員が意識してその知見を身に付けて下さい。

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