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2021年9月17日 (金)

事業化(F/S)調査

リサーチャーの技術として、というよりリサーチ会社の機能として、新しい商品やサービス、事業の売上を推定することが求められることもあります。

これは一般的なリサーチ会社では少ないと思うし、本来はコンサル会社やシンクタンクが行う業務かもしれませんが、当社が伊藤忠グループに戻ったことで増えるように思われます。

それは、伊藤忠商事さんやそのグループ会社は、常に新しい事業を創出することを進めているからです。

こんな事業アイディアがあるのだけど、どの位の売上が見込めるのか、その値を推定し、イニシャルとオペレーションのコストも算定して事業計画を数ケースで作って、10年ほどの税引後利益でDCF分析を行って内部収益率(IRR)を求めて投資判断を行う。

これが事業化(F/S)調査になります。

F/S調査ではマーケティング戦略も作成するから、もちろん4PやSTPの整理も行いますが、投資で1番重要なのは事業収益が作れて、何パーセントで投資金額が回るかです。

そして、その1番のキーファクターがその事業でどれだけの売上が作れるかなんです。

お客様が新規事業のニーズを知りたいというのは、その商品やサービスの関心や利用意向がどの程度あるのか?

というだけではなく、その調査結果からどの位の市場規模が推定されて、どの位の売上が見込めて、それでどんな事業計画と収益計画が作れるのか、

というところまで考えることが必要なんです。

昔はDCF分析でIRRを計算するのも大型コンピュータを回すことが必要だったりしたのですが、今はエクセルでその計算はできるから、私達が求められるのは売上予測をどれだけロジカルに組み立てられるかまでだと思います。

事業計画をまとめて収益判断を行うのはお客様の方ですが、私達はどんな方法で需要予測と、売上予測を組み立てられるかの知識は必要になります。

あまり適当な書籍やセミナーもありませんでしたので、関連しそうな書籍を購入して回覧しました。

この様な事業計画作成の流れや、事業の投資判断の基準や考え方も自分なりに勉強してください。

より付加価値の高いプロを目指すということは、お客様が求める専門サービスの知見を自己の学習と業務を通じて蓄積して行くということです。

参考になりそうなファイナンスの書籍も購入して回覧しました。

皆さん自身の仕事を面白くすることでもありますから、是非、主体的な学びを進めて下さい。

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