コンサル型リサーチの方針
企業がより利用者のニーズに合った形で商品やサービスの提供を行うのか、それによってより豊かな消費生活を実現するためにマーケティングリサーチがあります。
それなので、リサーチ会社は企業や社会が適切な意思決定が出来るような情報提供をしなくてはなりませんし、そのためのノウハウや専門性や責任感を持った存在であるべきです。
しかし、インターネット調査はマクロミルが主導する形で、自動化と装置化による早さと安さの過当競争が進んでしまい、如何に労力をかけずに安い価格でデータを提供するかに傾き過ぎました。
そして、お客様からは同じインターネット調査ですし、納品されたローデータそのものを見てもA社よりB社の方が綺麗で有効だと見分けがつきません。
実際には適切な調査設計をして、適切なパネルと回収方法で聴取したデータでないと正しい判断はできないし、リサーチして良かったと思っていただけません。
結果として手頃な金額でリサーチをしたけど、何か良く分からない結果で判断できず「リサーチしても無駄だ」という認識になるのが怖いところです。
このあたりが7、8年前の日本マーケティング協会が実施している「マーケティングリサーチの現状」という調査結果に出ていて危機感を覚えました。
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この様な市場環境によって、お客様の課題を理解し適切な調査設計の提案ができて、実査と分析とレポーティングと考察提案までトータルに対応出来るリサーチ会社が大幅に減少しました。
自社にリサーチの専門スタッフがいる企業はそれでも良いでしょうが、一般の事業会社は市場やお客様の変化を正しく把握する手段がなくなっています。
現在のインターネット調査の料金では、リサーチャーを育成して、装置化したリサーチよりより多くの作業工数のかかるコンサル型リサーチは提供するのが難しいですし、同じインターネット調査という範疇では同じ価格帯で競争せざるを得ないというジレンマがあります。
そこを「アンケートデータベース(MyEL)」と「テキストマイニング(TextVoice)」の固定収益で補って、Consultancy & Stollytellerと言われる付加価値の高いコンサル型リサーチを如何に実現することが当社が進めている基本方針です。
ここに注力しながら当社の経営を進めますから、皆さんも「コンサル型リサーチ」に展開することを考えながら、毎日の業務に取組んで下さい。
サービスの品質と対応力でお客様に選ばれて、役に立ち喜ばれるリサーチ会社になるのが目標です。
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