商い(飽きない)
商いというと古臭いけど、ビジネスは商売であり、昔の言葉だと「商い」です。
その語源は「飽きない」であり、「飽きないで続けること」から来ていると聞いたことがあります。
どんなに素晴らしいビジネスや仕事も短期間で身に付かないし、その仕事の社会的価値や面白さも長く主体的にやり続ける中で見つかるものだと思います。
私は以前、NHKのプロフェショナルという番組が好きで毎週録画をして見ていました。
色々な職業のプロの成功者を取り上げた番組で、経営者もいれば、医者や研究者、教育者、職人など様々な方がおられます。
その中で私が印象に残っている方の1人に「数寄屋橋 次郎」という有名な寿司屋の店主がいます。
その方は10代から寿司職人の道に入って60年以上も寿司を握り続けているのですが、今でも毎日が真剣勝負であり勉強であり興味が尽きないというのです。
寿司なんて3年も修行すれば握れるようになり、10年も続けたら飽きてマンネリになると思うのですが、その大将は毎日の仕事が楽しくて仕方がないというのですから幸せです。
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どんな仕事もその仕事があるのは、何らかの社会的役割りがあるからです。
そして、職業を選択するということは、社会人の責務として社会の機能の1部を担うということです。
仕事は全てが大変で、苦しいことも、思い通り行かないことも沢山あるものです。
何の苦しみも辛さも悩みもなくて、何の不満もない仕事や職場なんてありません。
それをどれだけ主体的に捉えて、悩み考え続けながら自分の意識と行動に繋げて行くことで乗り越えて、成長して行くのが職業人生なんだと思います。
「数寄屋橋 次郎」の大将は人並外れた主体性と工夫で自分の仕事に取組んで来たから、ハッピーな職業人生が歩めたのでしょうね。
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