新しい分野への挑戦
自分が勤務をしていたCRC総研は第一勧業銀行(今のみずほ銀行)も出資をしている会社でした。
そのため自分がいたシンクタンク部署には、銀行からの出向者4人が一緒に働いていました。
そんな彼らと良く飲みに行って銀行の仕事と管理の厳しさを聞いて、給与が良くても自分にはとても勤まらない職場だと思いました。
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当時は銀行の仕事で、日本企業が海外投資する際に必要な情報をガイドブックにする「国別投資環境調査」という仕事があり、毎年2週間ほど海外出張をしていました。
台湾、香港、マレーシア、シンガポール、ドイツ、ベルギー、フランス、イタリア、スペイン、メキシコと、5年間に10か国の海外調査に行き、とてもハードで難しい仕事でしたが良い経験をさせてもらいました。
特に海外調査の知識や経験もありませんし、誰も何も教えてくれる訳ではありません。
入社して4年目に「銀行の投資環境調査の仕事を頼みたいから、〇〇国と〇〇国に行って3月までにこんな投資ガイドを作成して下さい」位の指示でした。
銀行の出向者と2人で対象国に行き、1週間で20件ほどヒアリングをしながら現地で必要な資料も入手する仕事です。
都市から都市への移動もあるのでかなりハードで疲れる仕事でした。
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出向者は数カ月前まで銀行の支店で勤務していた方ばかりで、突然出向になって数カ月したら海外調査に行ってこんなガイドブックを作れと言われたのだから大変です。
彼らは未経験だから出来ない。なんて許されないから勉強しながら取り組んでいました。
やったことないから出来ないとか、誰も教えてくれないからやれない。と言ったら自分の知見は広がりません。
自分はプロだから工夫してやれば出来るはずだ、という気持ちを持って取組めば大体のことはできるものです。
そして、未経験の新しいことに自分の能力を信じて取り組むことが、専門性と自信を付けることに繋がるのだと思います。
チャレンジないところに成長はありません。
皆さんもそんな想いで新しい分野にも積極的に取組んで下さい。
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