八ッ場ダム
先日は週末を草津温泉で過ごすために車で出かけました。
その途中で数年前の民主党政権で建設中止が決まり、その後の自民党政権で復活した「八ッ場ダム」の標識があったので寄り道をしてみました。
凄く大きな施設で、とても疲労面積の湖が広がっていて、沢山の方が住んでいた集落がこの湖の下にあるんだと想像すると複雑な想いがしました。
この八ッ場ダムは1年前に稼働したそうで、内部まで案内してくれる見学会があったので参加をして、展示室でその開発の歴史なども見てこのダムは本当に必要だったのだろうか?、と疑問に感じました。
1つはこれだけ多くの方が犠牲になり多額の投資をしたダムの発電量が、1.2万世帯分しかなく他のダムと比べてもかなり小さいこと、
もう1つはこの計画が70年も前の利根川の大規模洪水での対策であったこと、
そして、建設費が当初計画の2.5倍の5,400億円にも膨らんだこと、
などの事実を知って、本当にこの大規模開発は適切な社会投資だったのかな?と感じた次第です。
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生物も企業も強いものではなく、環境の適応力があるものが生き残るのだそうです。
70年も前に決定したことだから、環境が変わっても、費用が2.5倍に増えても、実行するしかない、というのはどうなんでしょう。
硬直的な社会が今の日本経済の低迷に繋がっている気がします。
そんな不安を実感させられた見学会でした。


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